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コメント
10件

あああ、2回も読んでしまった…ほんとに共感すぎて泣けてくるほんとにいじめた側にも非がないとは限らないからね。言葉にするのがうますぎる
はあぁぁぁぁ…好き過ぎる…え、もうマジで好き、ターボーと園子ちゃんの二人がいるからこそキングは乗り越えられそうだよね、どっちがかけても駄目な気がする…ターボーがキングの手をずっと握ってあげてるのマジで優し過ぎる…もう夢中で見てた、キングは辛いよなぁ…自分のせいだと感じてるだろうし…マジでもねちゃん天才🥹💞💞 タイトルの時点で最高だってことは分かった🥹💞💞
病み系大好きです!!!
最終回耐えられないです。なので捏造で小説書こうと思います(;;)
犯人、真犯人判明後
ですが、ターボーは生きてます
違うところはターボーが死んでないという点だけ。
今國とキングのシーンも東雲と園子のシーンもそのままです。
❁⃘*.゚タボキン要素薄い
❁⃘*.゚キングが病んでる
❁⃘*.゚ターボーと園子ちゃんが優しい
❁⃘*.゚割とガッツリ嘔吐、自傷行為、ガッツリ過呼吸描写あり
10.5話までのネタバレあり
⬆️大丈夫な方のみどうぞ
____________________
キングside
宇都見、東雲、今國が捕まって。
事件の元凶は俺なのに、みんな自分の罪を償って未来に進んでいっている。
花音のことも、森からの言葉を聞いて一旦は解決して。花音も自分の夢を見つけられて生き生きとしている。
やっぱり、ずっと変われないのは俺だけなんだ。
事件が解決してすぐはまだ良かった。上手くいかなくなったのは全てが落ち着いてきた頃だった。
突然、こんな夢を見るようになった。
「お前のせいだ」
「お前が店に連れてきたんだろ」
「お前は変われない」
これは全部俺が言われたことであり事実だ。
この言葉も全て受け止めて強くなれたと思っていたが、違ったようだ。
特に心を抉るのは、替え歌順に殺されたのではなく、俺が店に連れてきたから殺されたということ。
事件が起こった原因も、殺されたわけも俺のせいだった。俺がいなければ、誰も死ぬことはなかった。
俺は園子みたいに強くない。所詮は強いフリをしただけの、弱くて悪い子。
部屋に転がる薬局で買った空瓶も、血で錆びつつあるカッターも、なんとなくはじめた自傷行為で深く切りすぎて痛む肩も、机に落ちた若干の血の跡も。全部弱さの証だった。
そしてまた。今日もあの夢を見る。
「お前があの店に連れていかなければ」
_貧ちゃん
「お前さえ居なければあんなに苦しんで死ぬことはなかった」
__カンタロー
「キングにはガッカリだなあ」
___ニコちゃん
「キングということなんて信じなければ良かった」
____ちょんまげ
「やっと気づいたか?高木。お前のせいで仲間も家族もみんな壊れていくんだよ。お前が人の人生を台無しにしていくんだ。」
違う、違う違う違う違う違う違う違う違う
これは全部夢だ。夢。
俺のせいじゃない、俺のせいじゃない。
俺が殺したんじゃない…
「そうだな、夢なら良かったな。」
「お前が殺したんだよ、高木」
目を覚ます。
息がしずらい。吐き気がする。頭が痛い。
「はっ…ぅ゛え…〜〜っ、!」
吐く。
急いで体を起こしたからなんとか布団を汚さずにすんだ。
びちゃびちゃと吐瀉物が床に落ちていく。
心臓はバクバクとうるさく息はしずらいままだ。
「はあ…」
もはや胃液すら出ているのか怪しいくらい吐いて吐いて吐いて。落ち着くまで天井を眺めてボーッとしたいたが、こんな所を家族に見られる訳にはいかず、重い腰をあげて掃除に取り掛かる。
今日は俺の家、というか倉庫…?
いつもの場所でターボーと園子と集まる予定がある。
トヨとゆっきー、委員長…も来たがってはいたが、あいにく用事があるとのこと。俺としては人数は少ない方が落ち着くので正直ホッとした。
用意をしようと立ち上がれば、少しふらっとしたけれど。夢を見た後にしか吐きもしなければどうしようもない焦燥感に襲われたりもしない。だから大丈夫だと思ってしまった。
痛む肩を庇い、するべきことを済ませてから半夏厚朴湯を雑に飲み込み、その場所へと向かった。
/半夏厚朴湯
▶︎気の滞り を改善する漢方薬。
しばらく座って呼吸を落ち着かせていれば、先に園子が尋ねてきた。
「高木さん、私です」
普通は 私 じゃ誰なのか伝わらないだろ と思ったがそんなくだらないことを言う気力もなく、ドアを開けるために立ち上がる。
先程よりも立ちくらみもめまいも吐き気もだいぶマシになった。この調子で行けばバレずに済むだろう。
「園子、よく来たな」
「いえ、ありがとうございます」
ここら辺座っていいから と催促しつつ、自分も席に着く。
「最近はどうですか?…しばらく会うどころかLIMEもしていなかったので少し気になっていました。」
「まー、それなりにやってるよ」
なんとなく居心地が悪くて煙草に火をつけ、肺に汚い空気を取り込む。
結局煙草だって辞められていない、こんなものに頼っても何も変わらないのになあ。
「…そうですか。まあ、なにかあったら誰かを頼ってもいいんですからね」
「ああ。」
「ん…?これ、薬ですか?飲んでましたっけ」
まずい、飲んだ後の薬のゴミをそのままにしていた。幸いOD目的でもなく量もそこまで多くなかったので誤魔化せるだろう。
次からは気をつけよう、と反省してゴミを片付けながら園子にこう言う。
「最近飲み始めたんだ。」
「…っやっぱりなにかあったんじゃ」
「いや、なにもないんだ。ただ最近やっと仕事が入ってきてあまり寝れなくてさ」
何もないのは本当だ。
本当に何も無い、空っぽなんだ。
仕事…は、入ってきてはいるけど塗装をしていても手が震えるしあまり集中もできない。家族のために何とかやりきっているだけ。
「…そうですか」
「心配しすぎだろ」
煙草を灰皿に押し付けながら笑って言ってやる。そうすれば、多少は安心したのかそれ以上追及してくることはなかった。
その後は仕事がどうだとか、先日委員長と食事に行ったとか、他愛もない話をしてターボーが来るのを待つ。
トントン
「キング!来たぞー」
誰だか伝わるからいいけど、こいつら名を名乗れよ…とか思いながら戸を開けてやる。
「ごめん、会議が長引いた」
「いや、全然大丈夫だ。朝から大変だな」
「本当にな…サボろうか迷ったんだけど」
「サボらないでください」
「厳しー、そっちだってまだまだ美人すぎるとかなんとかで忙しいだろ?」
「そうですけど。私は真面目なので」
「俺が不真面目みたいな言い方すんなよー」
二人の会話を黙って聞いていたが、せっかく来てくれたんだからこの間貰ったお茶菓子でも出そうか、と一旦倉庫を出ることにした。
「キング?どうしたんだ?」
「お茶菓子貰ったんだよ、取りに行ってくるな」
「おお!まじか!!」
「ありがとうございます」
二人とも、というか主にターボーがキラキラな笑顔で 行ってらっしゃい と手を振ってくる。
園子もだいぶ心を開いてくれてきたのか、今も若干だけど微笑んでいる。
すぐ戻ってくるから と言って外に出た。
〜
「いや、あれは酷いな」
「…ですよね」
「キングはあれで隠せてると思ってるのか?」
「そうでしょうね、本当に頭が悪いですよね」
「相変わらず辛辣だな」
でも、その言葉の裏には心配が滲んでいた。
そりゃあそうだ。今日集まったのだってキングを心配してだった。
園子は少し前にキングの奥さん_加奈さんと話す機会があった。その時に加奈さんに言われたのだ。
︎︎”元気がないから良ければ探ってくれないか、私が聞いてもきっと教えてくれない︎︎”
…と。
ターボーも
”俺が飲みに誘っても来てくれない”
と言っていたから。これは何かがあると思い、ターボーと手を組んでキングの様子を伺いに来たのだ。
結局のところ、キングはずっと周りを巻き込んでばかりだったのだ。沢山の人を心配させて…。
頼ってくれないことにも少し腹が立つので、腹を割らないようなら無理矢理にでも知るつもりで来ていた。
〜
「ただいま」
「おかえりなさい」
「うっわ!これ良いとこのやつじゃん!!一番乗り〜!……うんま!!」
律儀に挨拶を返してくれる落ち着いた様子の園子と、いつも通りすぎるターボーの対比が面白くてなんだか笑えてきた。
「っはは」
「…よかった、笑えばするんですね。少し辛そうですけど。」
「笑ってくれてよかったあー…俺さすがに礼も言わずこんな無礼じゃねえからな…?笑わせるためにふざけたけど…」
「え、そうだったんですか?」
「はあ?」
今、目の前のことでいっぱいいっぱいの俺には、二人のこんな会話は聞こえていなかった。
「キング!!これ美味いわ、ありがとな」
「…」
「おーい、キング?」
「っ、悪い。」
少しボーッとしていたみたいだ。
「…大丈夫ですか?」
「ああ。悪い」
「らしくないな、キング」
「まあ高木さんはなんだかんだしっかりしてますもんね」
「そうだなあ…昔からキングはキングだな」
「なんですか、それ」
「なあなあ、俺はどうなんだ?」
_そんなことはない、俺は子供の頃からずっと弱いまま。
「なんていうか…まあ、あなたは変わらないですよね」
_っ!!
「お前は変われない」
___________夢と、重なる
園子が言ったのはターボーに向けた言葉だと分かっているのに。
俺に、じゃないのに。
「お前が悪いんだよ、高木」
やめろ
「それはねえだろー!どの子、俺だって受験とか苦労したんだぞ?」
「努力してきたのは分かってますけど…」
「なんだよ」
「別に貴方以外の人も努力してますから」
__みんな本当に努力していた。
貧ちゃん、カンタロー、ニコちゃんだって、ちょんまげだって…
みんな今を必死にもがいて生きていた。
それを奪ったのは…?
「生きる努力をしてきた人を死なせるなんてなあ…?なにがヒーローだよ、高木?」
やめてくれ、やめろやめろやめろやめろやめろ
「あっ…は、ッ、やめっ、ろ…ふ、ゆるし、て…はあ、ッ…かはッ」
何で?
息ができない。
焦れば焦るほど呼吸の仕方が分からなくなる、死ぬ?死にたくない、みんなを殺したのは俺なのに、死にたくない。
苦しい、助けて、誰か。ごめんなさい。
ターボーside
「っは?キング…!!!」
「ひゅッ、ごめ…ふ、なさッ、ゲホッ、ぇ゛……あ…ッふ」
「高木さん、大丈夫、何も考えなくて大丈夫だから。」
「はッ…ぁ゛、ガハッ、ひゅッ」
「…まずいですね、私よりもあなたが隣にいた方が安心するはずです。突っ立ってないで寄り添ってあげてください。」
珍しく焦った様子の園子にそんなことを言われたが、言われなくてもそうするつもりだった。
対処の仕方とか分かるはずもないが、キングには正しさなんかなくても伝わる気がした。
「キング、大丈夫。俺だよ、ターボー。」
「…ッ、はッ、ふ…ター、ッ、ボー…?」
「そうだ。キング、俺に合わせて呼吸してみてくれるか?」
背中を擦りながら声をかける。
呼吸のペースが分かりやすいように大きく息を吸って吐いてを繰り返す。
最初は大粒の涙を沢山溢れさせて苦しそうだったが、ゆっくりと正常な呼吸に戻ってきた。
「ッ、はぁ、は……」
「大丈夫、俺だけはずっと味方だ」
「あの…私の事忘れないでくれます?」
「…だそうだ。な?お前は一人じゃない」
「小山さんにはイライラしますが、言ってることには同感です。あなたは一人じゃないし、貴方が思うよりも悪い子じゃないです」
キングside
ずっと欲しかった言葉だった。
存在を認めて欲しかった。味方が欲しかった。一人は寂しくて怖かった。仲間の死を目の前にして…それが俺のせいなんて。それを一人で抱えられるはずもなかった。
なんだか、のしかかっていた重いものがスルスルと解けていった感覚だった。
完全に今まで通り…は無理だけど、少なくとも今この瞬間は幸せを感じられた。
「…ありがとう、二人とも」
「〜はああ…怖かった…」
「貴方がどう思ったかなんかどうでもいいです。高木さんが一旦は落ち着けたようで安心しました。」
「お前なあ…」
「…高木さん、何があったのか話してくれます?」
「無視かよ。でもキング、お前がいいなら俺も知りたい。」
そう言ってターボーは肩に手をまわしてく…肩に?
肩はダメだ…。また弱さがバレてしまう。
少しだけ、ターボーの手が肩に触れただけで耐えられなかった。痛みもそうだけど、こんな汚いものに触れないで欲しかった。
バシッ…
乾いた音が響く。
「ッ!」
「あ、ごめ…」
「っ!…高木さん。大丈夫。小山さんも何も気にしてないはずです。」
「驚きはしたけど大丈夫だ、キング。…ただ、益々なにがあったのか話してもらわないとな」
「高木さんが話しにくければ大丈夫ですよ。
基本小山さんの言うことは無視でいいので」
「はは…ごめんな、ターボー。園子。」
「貴方、説明することに抵抗はあります?」
「ない。もうだいぶ軽くなった。話せる。それに、俺だって成長したい」
「もう既に成長してると思いますけどね」
「俺もそう思う」
どこまでも優しい二人の言葉にまた救われる。
「、なあキング」
「なんだ?」
「肩、見せてくれないか?」
「…なんで」
「あー、まあ…俺に隠せると思うな。別にそれを悪いことだとは言わない。ちゃんとした治療をしなきゃ菌が入る」
「やっぱりそうですよね…。次はそうなる前に頼ってくれたら私たちは嬉しいです」
「バレちゃってたか…本当に申し訳な」
「謝罪禁止です。いいから手当しますよ」
「…ありがとう」
素直に服を捲り肩を出す。
二人は一瞬ギョッとした顔をしたが、心配以外の感情はないようですぐに困り眉に変わった。
迷った子犬を二匹目の前にしたみたいでなんだか面白かった。そんなこと言ったらぶん殴られるから言わねえけど。
手当をしてもらいつつ、こうなった原因の…
”夢”について説明した。
俺がぽつりぽつりと話すだけで特に会話はなかったが、そこにあるのは安心だけだった。
「こんなもんでいいですかね、包帯緩めなくて平気ですか?」
「ああ、何から何までありがとう」
「いいってもんよ、しっかしだいぶ切ったな…気づいてあげられなくてごめんな」
「ターボーは悪くないだろ」
「近くにいたのに気づけなかった私たちの責任でもあります」
「本当にそんなことねえよ…」
「まあ、自分だけを責めないでくださいね」
すこし不器用な優しさが心に染みて泣きそうになった。
俺は一人じゃないから。変わることができる。
「んで、キングを苦しめてるその夢ってのはどう治せばいいんだ…?」
「治す、というか…本人の辛い気持ちが軽減されない限りは……」
「まあそうなるよな」
ターボーがちら、とコチラを見て様子を伺ってくる。
「…俺は、」
言葉に詰まる。手も声も震えるけれど。
ターボーが手を握ってくれているし、園子も優しい目で次の言葉を待ってくれる。
「自分のしてしまったこととも、夢とも、全部と向き合いたい。変わりたい。ヒーロー…にはなれないけど、もっと強くなりたいんだ」
「キングらしくていいと思う、無理だけはすんなよ?」
「ええ、無理をしては意味が無いので。今は休むこと。わかりましたか?」
「ああ」
ターボーと、園子と。
自分とも。命を落とした仲間とも。
全ての 悪いこと とも 良いこと とも向き合って変わって行けるように。
____________________
ありがとうございました♥⊂・ω・ ⁿ🎀
回を重ねる事に病みを重ねる爆萌キングに脳を焼かれてこんなものを生み出してしまいました…т т🩸
というか実はタイトルを先に思いついてそれに合わせてお話を書いたんです💡
小説書くのやめません!
立ち直りました〜♩
今回は割と人を選ぶ内容でしたね、申し訳ないです泣
次回♡1600
⬆️超えたらイチャ甘タボキン🔞後日談書きます
もちろんターボー激重感情抱えてます
今回そこ書ききれなかったの悔しいので(><)