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ある日、自室にノックが鳴り響いた。

「だれー?」

「…っあー、僕鬱って言いますー。」

鬱…?誰だろう、と思いながら声に聞き覚えがあった。

… … … あー、スーツ着こなしてる奴隷さんか。

「どうぞー」

「お邪魔します」

予想は当たっていて、反乱軍こと鬱が部屋に入ってきた。

「…え?どしたの?」

「いやぁ、トントンやコネシマが女のコとコミュニケーション取るならここやとか言ってたから」

「いや何その紹介のされ方。どっちにもされる気しないんだけど」

思わずツッコミが入った。

トントンさん…は多分豚っ子やろ?グルッペンから聞いた。トントンはそういう紹介し無い…、だって真面目だもん。

コネシマ…はグルッペンとトントン以外で私と話す人間だから…パン代を他の人分を纏めて持ってきてくれる人だろ?あの人も無い、敬語やし真面目だもん。

「トントンが女の子と喋れてるなんて…!なんて羨ましい!」

「う、羨ましいんだぁ…。一応主人と奴隷の関係だから寧ろ悪い方だと思うんだけどなぁ…」

なんか喋っててツッコミが爆裂する人間だなぁ、なんて思いながら会話を続ける。

そういえばパン配るときもちょくちょく話しかけてきたなそういえば。

「改めて、僕鬱と申しますぅ…、宜しくなぁ」

「…うん、宜しく」

答えると手を握ってぶんぶんしてくる、なんだこの人間…。

「蝶使ちゃんは可愛くてかなわんわ!」

そう言って帰って言った…なんだあの人間…。初めて邂逅するタイプだ。

その日はふて寝しなかった。いい気分で寝た。

その日から結構な頻度で鬱は部屋に来るようになった、いつも違う香水の匂いをつけてくるから多分水商売なのかな…なんて考えてる。

それに気付いたときは知り合いが水商売してる衝撃に耐えられずやっぱりふて寝した。

蝶使さん、奴隷を飼ったが実質放置する。()

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