・BL注意 🦈×🌸
🦈視点
中学生の頃こさめは虐められていた。
ざっくり部類すると、こさめは陰キャだった。
虐めてきたのは、こさめとは裏腹に、クラスの中心って感じの男の子。
陰湿な虐めだった。
先生から信頼されていて、ちょっとのことは見逃されていたから、助けてくれる大人なんて居なかったし、クラスメイトも自分が虐められるのを恐れて助けてくれなかった
その時付けられた傷はまだ残ってる。
正直に言うと、そいつらの事はまだ恨んでる
🦈「星座占い…今日12位か、」
「なーんか不吉な予感…」
バイト先に着くと、その不吉な予感を当ててしまったかと言うくらいのタイミングで
🌸「よ、よろしくお願いします…!」
🦈「……ぇ?」
大嫌いないじめっ子に遭遇してしまった。
夢かと思った。でも現実で、目と鼻の先に恨んでるあいつがいる。
それだけで殺意が溢れ出てきた。
それを抑えようと、あいつに付けられた痣がある腕をぎゅっと握りしめた。
🍵「この子が今日からバイトとして働いてくれる桃瀬君だよ〜」
🌸「桃瀬らんです…よろしくお願いします!」
間違いない。あいつだ
困惑、怒気、絶望、恐怖
色んな感情が混ざって、固まってしまう
🍵「こさめちゃんも、ほら挨拶!」
🦈「ぁ、、こさめだよ…よろしくね〜…(苦笑い」
笑えるはずがない。むしろ苦笑いが出来たのを褒めて欲しいくらいだ。
🌸「?よろしくお願いします!」
あの時から変わっていない姿と声
聞くだけで背すじが凍る
バイト集中出来るかなぁ…
今日はなんとか乗り切ったものの、この先続けていける自信なんてない。
だからと言ってこのバイトを辞めたら生きていけないし…
色々考え抜いた末、こさめは復讐することに決めた
🦈「って言っても、どう復讐しよう…?」
ただやられた事をやり返すだけじゃ気が済まない
あいつが泣いて謝っている姿がみたい…
一見ヤバい奴の思考だと思うだろうが、それくらい恨んでるってことだ!
必死に考えていたがいい案が思いつかない
🦈「あ!こう言う時の為のGoog○e先生じゃん!」←違います
🦈「こさめ天才なんじゃない!?」
今の時代はスマホがあるって事をすっかり忘れていた
寝る前のブルーライトは良くないと言うが、そんなの気にしている暇なんてない
スマホを開け、Goog○eのアプリを開いた。
「復讐 方法」検索
「復讐 方法 簡単」検索
「復讐 方法 簡単 知恵袋」検索
「泣かせる 方法」検索
「泣かせる 方法 簡単」検索
「泣かせる 方法 簡単 知恵袋」検索
🦈「えぇ…」
どれだけ検索しても良いのは出てこない
🦈「?…なにこれ?」
「たけうま相談所…」
「泣かせる 方法 簡単」と調べて出てきた
怪しそうなサイト
名前も胡散臭い…だけど、このサイトには答えが乗っている気がして、気づけば手を伸ばしていた
🦈「ふーん…いいじゃんこれ (笑)」
不敵な笑みを浮かべて、スマホのロックを閉じた
少しだけ明日が楽しみになった夜だった
🦈「おはよ〜ございます…」
🍵「あ、こさめちゃんおはよ〜」
🌸「先輩!おはようございます!」
様子を見る限り、店長が仕事のやり方を教えていた模様
それより、あいつの「先輩!」が気持ち悪すぎて気分が悪い…
🦈「ちょっと気分悪いのでトイレ行ってきます…」
🍵「う、うん…?体調悪かったら言ってね?
🦈「は〜い…」
🌸「…そんなわけないか(コソッ」
今は開店して30分程たった
この店は朝はお客さんが2人くらいしか来ない
だからとても暇なのだ
ボーッとしとくのもあれなので、あいつに今日のバイト終わり用事があるか聞く事にした。
自分から話しかけるなんて癪に触れるがこればっかりは仕方がない。
🦈「…桃瀬さん」
🌸「はい?…」
🦈「今日のバイト終わりって空いてる?」
🌸「?空いてますけど」
🦈「一緒に遊ばない?、、仲良くなりたくてさ!」
咄嗟に思いついた嘘を言った
これくらい言わないと不審に思われるだろうし、計画が崩れてしまうから。
本当は仲良くなりたいなんて微塵も思っていないが……
🌸「わかりました!」
やっぱこいつ猫かぶってるよな……
その醜い仮面剥ぎ取ってやる
こさめの中には、すでに復讐心が音を出して燃えているかのようだった。
楽しみにしていたバイト終わりが来た
🌸「こさめさん!用意できました」
🦈「…じゃあ行こっか」
🌸「はい!」
🍵「お疲れ様〜!また明日ね!」
🦈🌸「お疲れ様でした〜」
🌸「あの、これどこに向かってるんですか、?」
🦈「ここ、ちょっとした近道なんだよね〜」
サラッと嘘を吐いて路地裏に連れてきた
🦈「ここでいっか」
🌸「せ、先輩…?」
相手は完全に怯えているご様子
それくらいが丁度いい
🦈「ねぇ、覚えてる?この傷」
そう言って残った切り傷がある腕の袖をまくった
🌸「ぇ、どういう…」
困惑してる表情。ここまで言ってもわかんないのかよ
抑えきれない怒りの衝動で桃瀬を壁に押し付けた。そのまま見れば「壁ドン」だ。
🦈「お前が中学の時虐めてた雨乃こさめだよ”」
🌸「ッ!?」
明らかにこさめの声のトーンが下がった
それに怯えている桃瀬。やっと思い出したか
🦈「ねぇ、こさめが何のためにここに呼んだかわかる、?」
🌸「仕返し、するため…?」
🦈「せいかーい!(ニコッ」
🌸「ッご、ごめんなさい
本当に、申し訳ないと思ってて、、」
どうせ嘘なんだろうな~、どこまでも汚い人間だ。
まぁ、そんなことこさめには関係ない。
さっさと復讐を終わらせよう。
🦈「スッ…」
🌸「ッギュッ」
恐怖でか、目を瞑る桃瀬の唇とこさめの唇が重なった
🌸「……へ?」
瞬時にりんごのように真っ赤になる顔
驚いた表情で目をぱちくりさせている。
以外にも可愛い反応をしていて
🦈「もしかして、はじめて?(笑」
狭い路地裏で、淫らな音が鳴り響く
🌸「はッ…はッ」
顔を真っ赤にして、息をするのがやっとな位に体を小刻みに震わしている
🦈「もうくたばっちゃうの〜?(笑」
「弱虫じゃん(笑」
🌸「〜ッ」
怒気の表情とは裏腹に、体はへなっとしている
ここで急に百瀬に入れているこさめのを動かしたらどうなるだろうか。
壊れるのか、堕ちるのか。
興味本意だったが、良い実験体が目の前にいるのだから、やってみる以外に選択肢はない
🌸「!?〜〜ッ♡」
今初めて、百瀬の目にハートが浮かんだ
🌸「〜ッむ”りッ♡」
🦈「…なーに1人で気持ちよくなっちゃってんの?」
🌸「ゾワッ」
🌸「はッ〜ッ♡??♡」
見ての通り壊れた。
予想どうりで少しがっかりした
だが、これで終わるとなんだか負けた気がする…
🦈「もうひと踏ん張り、、いっちゃお?♡」
🌸「ぁらッ♡?」
🦈「……桃瀬〜?」
🌸「ッ〜〜ッ♡」
🌸「ぇぁッ???♡」
見事にぶっ壊してしまったみたいだ
多分声は聞こえないし、これ以上やっても一緒だろう。
🦈「しゃーない、、持って帰るか…」
🌸「んぅ…ッ?」
🦈「あ、起きた?」
🌸「……は?」
桃瀬が一通り思い出した
思い出した瞬間と言えば、顔を耳まで真っ赤にひて面白かったな〜(笑)
🌸「俺、、どうしたら、」
思い出して完全に怯えきってしまったみたい。
🦈「もうこれで許してあげる」
🌸「ぇ…?」
🦈「なーんてね!(笑)さすがに完全に許しはしないけど、」
「この事黙っててくれたら当分は何もしない!」
🌸「ぁ、、え?」
🦈「ま、そう言う事だから、!
早くバイト行かなきゃ遅れるよ〜」
🌸「待って…」
桃瀬がこさめのジャージの裾を掴んできた。
まだなんかあんのかな
🌸「……とってよね」
🦈「え?」
🌸「せ、責任とってよね!」
自分で言ってるのに顔を真っ赤にしてそんなことを言ってきた
🦈「、やーだね!」
🌸「はぁ?」
🦈「言ったでしょ?復讐って」
🌸「ッ、、」
そんな目をうるうるさせなくても(笑)
実際こさめはもう桃瀬の事を許している。
復讐して許した訳じゃない。ただ、バイト先ではじめて会った時にあの時とは違う雰囲気を感じたから。それだけだ
それでも復讐してみたかったからしたんだけど(笑
だとしても、一回ヤったから好きって訳にはいかない
🦈「これからよろしくね?らん君♡」
お疲れまですー!
こっからは主のお話タイムです〜⤵︎ ︎
初🔞にしては結構謎に出来たのでは!(?)
場面分かりにくいし、謎でしたね〜(他人事)
それでは、またいつか〜!
3,576文字お疲れ様!
コメント
2件
面白かったです!ぐ腐腐腐 🌸くんがいじめっ子もありだな・・・