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15 - 高校編 知恵熱/依頼人と英国紳士

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2024年09月01日

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結局、メール何送っていいか分からなかったな…。


昨晩必死に考え込んで出てしまった知恵熱を冷ますために今日は休みを取った。


オスマン)コホッ、また2、3日続くのかな?


マスターが『君は身体を壊しやすいから無理はしてはいけない』と言っていた通り、僕はしばしばこうやって熱を出した。


一応差し入れに入ってた薬を飲んで寝ようかな…。


場所変わり、喫茶店


???)おや、こんな所に隠れていたんですね…彼は。どうりで見つけられなかった訳です


マスター)お客様、店内を勝手に物色されるのは困ります。


???)おや、すみません。それより…この顔に見覚えはありませんか?


シルクハットを被った男は静かに手帳から写真を取り出した。


???)…おや、その反応は。やはり知っているのですね?


マスター)あの子が、お前と何が関係あるんだ!?


???)いえ、私には何の関係性もありませんよ。全ては−


???)依頼人、ソヴィエト連邦さんからの指示ですから。


マスター)ッぐぅ…!


何事か。目の前に立っていた男は話し終えると同時に俺の腹を深く突き、どこかへ去っていく。


…逃げて、くれ…よ…。オスマン…。


ソ連)…イギリス。やっと居場所がわかったみたいだな。

イギリス)はいはい。相変わらず人使いの荒い人ですねぇ…ロマノフ、おっと。今はロシア帝国ではありませんでした。

イギリス)ソ連、ソヴィエト連邦さん。

ソ連)…オスマンの家はここからどの辺りだ?

イギリス)問題ありませんよ。マスターの部屋から住所やら全て探しておきましたから。


…随分と好都合だ。俺は…2年前のあの日、あらゆる地位と財を捨てた。すべては、お前を囲い込むためだからな…♡


イギリス)どうしてそこまで彼に執着するのかは、私には理解しかねますが。−まあ、仕事ならやり遂げますよ。


しとしとと降り始めた雨。それはこれから起こる、望まれる事などない結末を暗示しているかのようだった。


イギリス)しかし、全ての財を捨てたはずの貴方が…どうしてあれだけの金額を用意したのか不思議なものですね。それも気になりますよ。

ソ連)…知りたいか?


見せつけるつもりはなかった。左眼…それが入っていたはずの場所には、何も入っていない。


イギリス)……まさか、冗談ですよね?

ソ連)…好きに想像していろ。

イギリス)は、はは…では、先を急ぎましょう。彼が逃げるとまた面倒です。逃げ足は早いですから、ね。


逃げ、足。足…?


決して考えてはならない事が、一瞬頭をよぎったような気がした。


雨は、強くなるばかりだ。

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