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高校生パロ 第二話
注意事は新章 第一章 に書かれているのでまだ読んでない方は先に其方を読んでから此方を読んでください。
放課後。
校内にチャイムが鳴り響く。
一年生たちが部活動へ向かう中、瀬麗梛たちは生徒会室へ集まっていた。
「今日から本格的に仕事を教えるね。」
瀬麗梛はホワイトボードの前に立つ。
「生徒会って何するんですか?」
來執が手を挙げた。
「えっと……。」
瀬麗梛は指を折りながら数え始める。
「朝の挨拶運動。」
「学校行事のお手伝い。」
「予算の確認。」
「ポスター作り。」
「落とし物の管理。」
「あと、生徒からの相談とか。」
「結構ある……。」
瀬凪が思わず呟く。
「意外と忙しいよ。」
瀬麗梛は苦笑した。
「でもみんなでやれば大丈夫。」
その笑顔を見て、一年生三人は同時に頷いた。
「頑張ります!」
一時間後。
「今日はここまで!」
「お疲れ様でした!」
先生が帰ると、生徒会室は一気に静かになった。
「ふぅ……。」
瀬麗梛は大きく伸びをする。
「会長。」
怜がカバンを持ちながら言った。
「今日は寄り道しませんか?」
「寄り道?」
「駅前に新しいコンビニスイーツが出たらしいです。」
「えっ!」
瀬麗梛の目が少し輝く。
「行きたい。」
隋星が笑う。
「即答ですね。」
夕焼けに染まる帰り道。
五人は並んで歩いていた。
「高校って広いねぇ。」
來執が辺りを見回す。
「中学と繋がってるのに、別の学校みたい。」
「まあ校舎違うしね。」
瀬凪が答える。
瀬麗梛はそんな二人を見て笑った。
「懐かしいな。」
「中学の時も、こんな風に帰ったことあったよね。」
「ありましたね。」
隋星が頷く。
「会長、覚えてます?」
怜が少しだけ笑う。
「中学の時、下校中に犬を見つけて……。」
「あ!」
瀬麗梛も思い出した。
「一時間遊んじゃったんだ。」
「先生にめちゃくちゃ怒られました。」
「でも犬可愛かった。」
「反省してませんね。」
怜はため息をつく。
コンビニ。
「何買おっかなぁ。」
來執はスイーツコーナーの前で悩んでいた。
「全部美味しそう……。」
「全部はダメ。」
怜が即答する。
「えぇ。」
「夕飯入らなくなる。」
「保護者だ。」
瀬凪が笑う。
その頃。
瀬麗梛はアイスコーナーで固まっていた。
「これも美味しそう……。」
「こっちも……。」
「決められない。」
隋星は迷わず一つ手に取る。
「はい。」
「瀬麗梛。」
「これ好きでしたよね。」
「覚えてたの?」
「もちろん。」
瀬麗梛は嬉しそうに笑った。
「ありがとう。」
買い物を終え、公園へ。
ベンチに座りながら五人でアイスを食べる。
「平和だねぇ。」
瀬麗梛が空を見上げる。
「ですね。」
「でも会長。」
瀬凪がニヤッと笑う。
「来週、小テストありますよ。」
「…………。」
瀬麗梛の動きが止まる。
「忘れてた。」
「会長らしい。」
來執が笑う。
「勉強会しましょうか。」
怜が言う。
「会長、英語苦手でしたよね。」
「うっ。」
図星だった。
「数学は得意なのに。」
隋星まで笑う。
「英語だけは……。」
瀬麗梛は肩を落とす。
「単語が覚えられない……。」
四人は顔を見合わせる。
そして。
「じゃあ今日は会長の家で勉強会ですね。」
「決まり。」
「異議なし。」
「決定。」
瀬麗梛は苦笑する。
「みんな、最初からそのつもりだったでしょ。」
四人は笑って誤魔化した。
夕焼けの空の下。
笑い声はいつまでも響いていた。
こんな何気ない放課後が、五人にとって何より大切な青春だった。
**第二話 終**
玖衣那 喰
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りと。@(つ∀-)オヤスミー
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しゃけ
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コメント
3件
読了したよ!第二話、めっちゃ青春って感じで良かったわ〜〜〜🍀 生徒会って意外と仕事多いんだなって思ったけど、みんなでワイワイやってるのが伝わってくるし、コンビニスイーツと夕焼け公園のシーンが特に好き。隋星が四季咲那の好み覚えてたのとか「英語苦手エピソード」とか、そういうさりげない積み重ねが五人の関係性を深めててにじみ出てる。青春っていいもんだなあってしみじみした。続きも楽しみにしてる!