テラーノベル
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クリスマスまで … あと _ 。
⚠ 最 終 回
※ 黄視点
頭が回ってない。
すちくんが俺に ……。
すちくんの柔らかく甘い唇が離れ、美しい紅の瞳が俺を見つめた。
黄 「 …… ⸝⸝ 」
「 すちくん … なんで …… .ᐣ.ᐣ」
緑 「 …… 」
「 … なんでだと思う .ᐣ 」
黄 「 …… 分からんから聞いてるんやって … 」
緑 「 …… はぁ、 」
「 じゃあさ、明日の18時この公園に来てよ 」
「 クリスマスツリーのイベントでイルミネーションが18時につくから、それがついた瞬間、本当の答え教えてあげる 」
黄 「 …… 分かった 」
緑「 でも、変な勘違いしてほしくないから1つヒントをあげておくと 」
「 俺は今の彼女 …… 好きじゃないよ 」
黄 「 ………… えっ、 .ᐣ 」
緑 「 …… それじゃ、また明日ね 」
黄 「 ちょっ …… 」
すちくんは止まることなく、夜の闇に消えてしまった。
今の彼女好きじゃないってどういう事なんや .ᐣ.ᐣ
なんであの時、教えてくれなかったんだろう ……。
12月25日 ℂ𝕙𝕣𝕚𝕤𝕥𝕞𝕒𝕤
とうとう今日はクリスマス。
大学は雪で休みになり、家でゆっくり過ごせるからとても嬉しい。猫のハルも布団の中でスヤスヤと眠っていた。
でも、昨日のすちくんが頭から離れなかった。
黄 「 ……夜になってからのお楽しみやな .ᐟ 」
ずっと考えていても仕方がないので家の掃除や買い出しにとりかかった。
お昼 ……
黄 「 お腹空いたな …… 」
買い出しの時に買った野菜や肉を使って鍋を作った。家中に美味しそうな匂いが広がる。
黄 「 よし .ᐟ 」
「 いただきます .ᐟ.ᐟ 」
口の中に暖かくて美味しい鍋の味が染み渡って心まで暖かくなる。
その時、スマホの通知がなった。
黄 「 …… こさめちゃんからだ 」
結局昨日はすちくん以外の皆と話さずに終わってしまったからちょっと気まずい ……。
でも無視するわけにはいかないのでメッセージを開き、内容を見てみる。
水『 みこちゃん、昨日はごめん .ᐟ』
『みこちゃんの気持ちを考えずに自分達の言いたい事を沢山言ってしまってた … 』
『許してほしいとは言わないけど、皆反省していて、またいつも通り話したいって事は知っててほしい』
こさめちゃん ……
俺が勝手に怒った事なのに …… 本当に申し訳ないな。
気づかぬうちに他のメンバーからもメッセージが送られていた。全部謝りの文章。
瞳が熱くなる。
俺はすぐに皆のメッセージに返信した。
黄 「 周りの人達に恵まれてて良かったな …… 」
17:30
約束の時間まであと30分 ……
夜ご飯も終えて、コートとマフラーを身につけてあの公園まで向かう。
通る道も沢山の人が溢れており、イルミネーションの準備も進められていた。
雪が降ってて風も冷たいが何故かそれは心地が良いものだった。
人気がない所にすちくんを見つけた。
黄 「 す、すちくん .ᐟ.ᐟ 」
緑 「 あ、みこちゃん .ᐟ 」
黄 「 ごめん、待ってた … .ᐣ 」
緑「いや全然.ᐟ」
「 俺が早く来すぎただけ 笑 」
黄 「 あぇ、笑 」
緑 「 ふはっ 笑 」
「 めっちゃ変な声 笑 」
黄 「 うぅ …… ⸝⸝ 」
黄 「 速く行くでっ .ᐟ.ᐟ 」
緑 「 は ~ い 笑 」
雪が少し弱くなって俺たちはクリスマスツリーの目の前まで来た。人々の笑い合う声が聞こえる中、イルミネーションの時間、俺たちの場合は約束の時間が迫ってきた。
変な緊張が走る。
緑 「 もうそろそろだね 」
黄 「 そうだね … 」
黄 「 ねぇ、… 彼女の事好きじゃないってどういう 事なん …… 」
緑 「 もうそれ聞くんだね 笑 」
黄 「 だって … 気になるし … 」
緑 「 … そのままの意味だよ 」
黄 「 じゃあなんで付き合ってるん … .ᐣ 」
緑 「 … 振り向いて欲しかったからだよ 」
黄 「 … え … .ᐣ 」
緑 「 他の人よりどんなに優しく接しても、どんなに笑いかけても鈍感すぎて分かってないし 」
「 しかも周りの人にも好きになってた人多かったから … 」
「 俺の方が嫉妬しまくってて … 」
黄 「 …… 」
緑 「 俺は覚えてるよ 」
すちくんは俺の方を見る。
緑 「 君が誰と話してきたのかも、誰に笑ってきたのも 」
黄 「 …… .ᐣ 」
緑 「 みこちゃん … 」
18時のタイムリミットが始まる。
あと15秒 ……
緑 「 本当は1ヶ月前 … みこちゃんの誕生日に言いたかったんだ … 」
すちくんは1歩距離をつめ、俺の冷たい手を握った。
残り6秒 ……
緑 「 でも … もう関係ない、今日はクリスマスだから俺が欲しいもの今言うね 」
黄 「 うん … 」
残り1秒 ……
緑 「 俺は …… みこちゃんが欲しいな 」
黄 「………… え … .ᐣ」
雪が強く降り始め、辺りは寒さに凍える中、俺たちは唇を合わせ熱くて甘い空間にいたのだった。
𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
皆さん、最後まで読んでくださりありがとうごさいました。
どんなクリスマスでしたか .ᐣ
私達にとっては普通の1日だったかもしれませんが、頑張ったご褒美として少し贅沢をしてみてもいいかもしれませんね。
[ 本モノの愛 ¿? ] も是非読んでみてくださいね ~
コメント
2件
うわぁ ! めっちゃすてきです🥹