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遥

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69 - 家-4-

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2025年02月22日

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ご飯を食べ終えると、お風呂の準備。


は「柚菜、先に入るー?」


風呂の掃除をしながら柚菜に尋ねる。


柚「うん、先に入る〜」


柚菜は2年生にしてはしっかりしている。

私と歳が離れており、お母さんが忙しいのも知っている。


柚菜は進んで家事の手伝いもしてくれる。


こういうのって、溜め込むタイプだから大人になったときが心配。


今のうちに甘えられるところは甘えさせよう。



1年生の秋から柚菜は1人でお風呂に入るようになった。


今は1人で入ることに慣れたのか、前より時間はかからなくなった。


私が入るのにもそう時間はかからないだろう。


は「じゃあ今から沸かすから、少し待っててね」

柚「うん」


リビングには柚菜と、その奥にはテレビ。

毎週金曜のアニメを見ているみたい。


私はキッチンに立ち柚菜と自分の使った食器を洗っていく。


私が小学校にあがるときに両親は離婚し、家事はある程度できるようになった。



〜〜♪〜〜♪



お風呂の沸いた音。


ちょうど洗い物も終わった。



柚「お姉ちゃん、柚菜お風呂はいってくる〜」

は「はーい、パジャマ持っていきなよー」


柚菜はパジャマを持って風呂場へ向かう。



その後ろ姿を見届けて、柚菜が座っていた場所に座る。


ほぅ…とひと息つく。



ピコンッ


通知1件。


なんだろ?



母【今から帰るから、ご飯あたためてもらってていい?アイス買って帰るよん】


既読をつけ、スタンプでOK!とだけ返してスマホを置く。



鍋の火をつけに再び席を立つ。






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