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微🔞
ーー先輩の圧と好奇心に負け、思わず頷いてしまった。
寝室へ入り、言われるがままベッドへ横になる。
本当に良いのか、俺、、、‼︎
こんな、その場のノリみたいな感じで受け入れて‼︎
頷いたものの、後々後悔が襲ってくる。パニックになって判断能力が落ちているのが自分でも分かる。
kr 「ん〜、ローションってある?」
ビクッ
声をかけられ肩が跳ねる。
ぎこちなく先輩の方を向けば、
kr 「?…w緊張しすぎ。もうちょい力抜けってw」
sm 「…一応、ありますけど…。」
おずおずと引き出しからそれを取り出し、手渡す。
kr 「…あれ、自分でも後ろいじるの?」
少し減ったローションを見てそう問いかけてくる。
sm 「…いつもしてるわけじゃ無いです、その…何回か、だけですけど…。でも、全然気持ち良くなくて、違和感しか無かったから…。」
kr 「そっか、そっか。大丈夫だよ。全部俺に任せてくれれば良いから。」
漫画で読んだ、絵に描いたような攻めの台詞。
なんて呑気に考えている場合じゃ無い。
kr 「下、自分で脱げる?俺が脱がせてあげようか?」
sm 「脱げます、自分で…。」
ぎこちなくも自分の履いているものを脱いでいく。
脱ぎ終えたのを横目で確認すれば、
kr 「…ん、始めよっか。横になって。」
sm 「ぁ、はい…。」
言われた通り枕を抱え込む様な体制で横たわる。
キュポと音を立ててローションの蓋を開けば、手の上へ出し体温で温めてくれる。
その様子が未だ現実味を帯びず、ただぼーっと見つめるだけになる。
kr 「…挿れるよ、。」
sm 「ッ…、」
その言葉に頷けば、自分でも分かるぐらい体がこわばる。
、、、ツプッ、、、ググッ
先輩の指が自分のナカに入ってくる。自分の指よりも遥かに太くて、感じたことのない感覚に小さく息が漏れてしまう。
sm 「…ぅッ…ん、…ッは」
kr 「…痛い?」
sm 「..んッ、だいじょぶッ…デス…、ぅぁッ…」
kr 「すぐにもっと気持ち良くなるから、ね。」
クチュクチュッという音が部屋に響いている。
(はッぁ、ぜんぜん、違うッ、きもちッ、、、カモ、?)
小さな快感に声を抑えながら耐えていれば先輩の指がナカである一点を掠める。
sm 「フ..ンあ“ッ⁉︎…ッッぇ⁇⁇」
突然与えられる見知らぬ刺激。耐えきれず抑えていた声が口から飛び出す。慌てて両手で塞ぐ。
kr 「お、ここか…スマイルのイイとこみっけ…、
ここ、スマイルなら何か分かるよね?」
トンットンッ
sm 「ん”ん“ッッッ..ぁッ!はッ..、まッt…!」
kr 「ここ。なんて言うんだっけ…?教えてよ、」
グリッ..、ググッ
sm 「ぅあ“…んッ、ぜッ、前立線…?」
kr 「ははw正解、よく出来ました、」 ナデナデ
sm 「んッ、ぅ…ぁんん“…はッ」 キュゥッ♡
指を動かしたまま頭を撫でられ反射的にナカをしめてしまう。その様子に気をよくしたのか、そのままさらに指を増やされる。
ズププッ
sm 「..ん”ッ…ぅぅ“..ふッ、ぁ~..」
kr 「凄いじゃん、気持ち良く無いって言ってたけどちゃんと反応できてるよ。じょーず、じょーず。いい子だね。」
sm 「ぇ…ん”ん“ッ、はッ…まっぇ“、!キュゥッ~♡んんッ~、ぁッ…ィッ、く..、イッちゃ..ぅ、ッッ~~!」
kr 「ん…、いーよ。」
sm 「ぁあ“あ“ぁ“ッッ~~♡、‼︎ッ…ん、はッ、ッはぁ…ぅん”…、」
勢いよく飛び出した白濁色の液体。
あまりにも優しくしてくれるから、
優しい笑顔を向けられるから、、、。
よく知りもしない人の指で呆気なくイってしまったことに、今さら羞恥心が湧いてくる。
そんなことを考えながら乱れた息を整えていると、ニコニコと楽しそうな顔で俺のことを見ている先輩が目に入る。
sm 「…ッ、なんですか、ニヤニヤして…、」
kr 「いやぁ、言ってた割には気持ち良さそうだったし、現にちゃんと後ろだけでイけてたしね。…声、可愛かったよ。」
少しだけトーンを落とした声で不意にそんな言葉を投げられればカァッと顔に熱が集まる。
sm 「ッ…、何..、言ってるんですか。」
kr 「あれ?w顔赤いよ?大丈夫?」
自分の指や俺が吐き出したものを拭きながら、クスクスと軽口を叩く。よしっとベッドから立ち上がるとこちらへ向き直り、
kr 「これが泊めてもらうお礼、ってわけじゃ無いけど待たシたくなったら言ってね〜。借りは返さなきゃだし!いつでも待ってるね?」
sm 「ッ…!い、言わないです。お礼も、結構なんで。」
未だに熱の引かない顔を逸らしながら、急いで服を着る。自分もベッドから降りれば後ろからリビングへと押し込む。その隙にポーカーフェイスを纏えば、いつも通りの自分へ。
sm 「もう寝ますから。…先輩はソファー使ってください。」
kr 「おっ、とと、はいはい。全然良いんだけどさお客さんがベッドで〜、みたいなのは無いんだね、」
sm 「はぁ…?当たり前でしょ…。」
kr 「当たり前か〜w」
背中を押しながらソファーに座らせる。
当たり前だろ。赤の他人を家に泊めてやってるんだ、自分の睡眠を妨げられるなんてたまったもんじゃ無い。
それに、、、ついさっきあんなことをして、自分のものまで出した場所に寝かせられるわけないだろ。
先ほどのことを思い出し、再び赤く染まりそうになる。そんなとこを見られたくなくて先輩の顔めがけてタオルケットを押し付ける。
kr 「わ、ぶっ…!」
sm 「それじゃ、おやすみなさい。」
kr 「あ、ちょ、おやすみ‼︎」
後ろから聞こえてくる声を無視する。
寝るにしてはいつもより早い時間だが、ドキドキ胸を打つ鼓動を落ち着けたくて布団に潜りこむ。
早く時間よ経ってくれ。そんなことを思っていれば、疲れたからか意外にもすぐに瞼が重くなってくる。
そのまま意識を手放せば、あっという間に夢の中へ。
窓から溢れる光で、もう少し寝ていたい気持ちを振り払う。のそのそと寝室から出ればリビングへ向かった。
いやに静かな部屋へ入ると、先輩が寝ていたはずのソファーには誰もいなかった。
誰もいないことに、昨晩のことが夢だったのではないかと錯覚してしまう。
だが昨日押し付けたはずのタオルケットが綺麗に畳まれて置かれていることに気づく。不思議に思いそこへ近づくと、すぐ横にあるローテーブルの上に一枚のメモが置かれていた。
『おはよう。よく眠れた?
昨日は泊めてくれてありがとう、あと充電器と!
本当に助かった!
勝手に帰っちゃってごめんね。
朝早くに業者の人が来てくれるらしくて
起こすのも悪いから。
また困った事があったらいつでも言って!
090-XX-XXXX きりやん』
少しのメッセージと電話番号が残されたメモ。
夢じゃ無かったか、と思う気持ちと同時にこのメモをどうすれば良いか。
“また”って、今回困ってたのはあんただろ。
生憎、書かれている番号へ気軽に電話を掛けられるような性格はしていない。
取り敢えず、教えられたら登録しておくのがスジだろうか。両親と少しの友人しか登録されていない電話帳へ【きりやん先輩】と登録すれば静かに画面を落とす。
登録はしたけど、まぁこれから掛けることはないだろう。
そうだ、昨日みたいなイレギュラーな日のことは綺麗さっぱり忘れて、いつも通りの生活に戻ろう。
頭をすっかり切り替えてしまえばどうって事ない。
いつも通り、いつも通りの日常を始めよう。