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不破〈 〉
甲斐田「」
剣持『』
✂︎———————–
〜剣持視点〜
「僕絶対にもちさんと結婚します!」
『んふふwいつかね〜』
この言葉を聞いた時
僕は正直今すぐにでもしたかった
ただ僕は照れ臭くて言葉を流した
彼の白い肌も
柔らかい口の感触も
敏感なカラダも
ローズグレーの髪も
蒼い瞳も
全て僕だけのものだ
蒼い瞳は僕だけを見ている
そう思っていた
いや
思い込んでいた
「もちさんッ……//」
事後の後の微かな声も
「大好きぃ……♡」
甘えてくる彼も
「あッ……♡」
声を漏らすのも
全て
「もちさん!」
そう呼ぶ彼の声はいつの間にか
「不破さん!」
違う人になっていた
僕との距離も離れ
それでも夜は体を重ね
僕は愛を確信していた
「もちさん……ごめんなさい」
彼の言葉など忘れて
僕は彼の為にバームクーヘンを買った
ある日一通の手紙が届いた
『結婚式……?』
手紙を開くとそこには
【甲斐田晴、不破湊結婚式招待状】
見慣れた君の名と
いつの間にか変わっていた名前の持ち主だった
『晴くん……?』
でも彼がそれを望むならと
僕は心を押し殺した
〈俺らは少し前から……〉
「僕達は愛し合って……」
反吐が出るほどの嘘をつく
『おめでとう!お似合いじゃん!』
自分の意見など要らないと判断した
僕は家に着くなり涙が溢れた
彼を愛していたのは僕だけだった?
全て僕のつまらない妄想だった?
僕は溢れ出る涙を拭い
彼の名前が刻まれたバームクーヘンを
一人で貪った
592お疲れ
バームクーヘンエンド☆
1度描いてみたかったんよね