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4 - 花 火 が 咲 い て 、戦 火 が 散 っ た 。【 s h a 】

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2025年06月16日

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w r w r d 短 編 小 説 。

i n .s h a


〖 花 火 が 咲 い て 、戦 火 が 散 っ た 。 〗










* ワンクッション *


※この物語は完全フィクションです























───────────────

sha 視点










『 本日ハ晴天ナリ。今日モ勇マシク、国ノ為ニ敵ト戦エ。 』





























戦争が始まった。










本当に、唐突な事だった。










一切の予想がつかなかった。










なんせここは反戦国家だ。 戦うわけが無い。










W国もついに、戦に手を出してしまった。










あぁ、終わったな。










そう感じた途端、唐突な虚無感に襲われた。










W国が隣国に爆弾を放ってから、1週間が経った頃。










空陸海の自衛隊が集められたらしい。










爆弾を隣国に落とし、人々を殺す役、










地面に地雷を仕掛ける役、地上から人々を撃ち殺す役。










どれも残酷な事だ。










一般国民の俺達は、ただ、傍観するだけ。










1番タチが悪いと言っても、過言ではないだろう。










可哀想だな、なんて他人事のように、










ただ、攻め続けられる隣国の情報を、スマホで眺めながら、










ボケっと考えていた。




















ある日、戦の状況を見ていると、郵便が届いた。










それを見た瞬間、絶望に浸った。










「 あ な た は と て も 名 誉 あ る 兵 隊 に 選 ば れ ま し た 。 」










あー…










最悪だ。 なんだよ。この古臭い手紙は。










兵隊とか、行きたくない。










勝手に始めた戦に、何も関係ない人間が突っ込んで死にに行くも同然だろう。










決められた運命は変えられないのだろう。










諦めて、死ぬ覚悟をするしかない。










負ける覚悟をするしかない。










どうせ勝てやしない。










でも、別にいいか。































『 本日モ晴天ナリ。 今日モ勇マシク国ノ為ニ敵ト戦エ。 』










そんな音が、音質の悪い機械から休息中に聞こえた。










最近は、あたりの戦も激化してきた。










隣国もついに、ミサイルでこちら側に攻撃をしてきた。










正当防衛だな。と、つくづく思う。










どっちの得にもならないこんな戦、早く終わってしまえばいい。










入隊した時から、常々思っていた。










『 南西方向ニ敵ヲ発見。 近クニ居ル者ハ直チニ迎エ。 』










生憎、俺は南西方向に近くない。向かわなくていい。










軍から少し外れ、別の部隊の支援に向かう時。










空はすっかり暗くなっていた。










はずなのに、轟々と燃え盛る炎が、近辺を明るくしていた。










ふと上を見あげた時、動く光が見えた。










こんなご時世に、呑気に花火かよ。










俺はそう思った。










立ち止まって、花火が咲く様を見ようと思った。










よくその光を見た時、






















花火ではないことに気がついた。

























まずい。まずいまずいまずい。










早く別の場所へ移らなければ。










死んでしまう。嫌だ。










くるな。くるなくるな。










まだ生きさせてくれ。













死にたくない…ッ。

















そう願っても、もう遅かった。










足をもう一度前へ進めた時、既に先程よりも近づいていた。










何とも言えない感覚に襲われた。










徴兵令が来た時から、覚悟していたはずなのに。










いざ、死にそうとなったら、神に命を乞いてしまう。















もう、無理なのか。
















…あーあ、……










もっと、…























生きたかったなぁ…。



































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