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るぅとSide


パンッパンッパチュッパンッ

る「ゔぐっ…///ッあ”//♡ん”ん”ぅ////」

こ「くふっ…//るぅとくんっ♡たくさん突かれてきもちーねッ///♡」

部屋に響くのはギシギシとベッドが軋む音と激しい水音。僕は歪んだ笑みを浮かべる幼馴染に身体を揺さぶられていた。

…そういえば僕、なんでこんなことになったんだっけ……?




こ「るぅとくん、一人暮らしデビューおめでと〜う!」

る「わぁっ…!ころちゃん、ありがとうございます!」

僕は高校を卒業し、専門学校へ通うと同時に一人暮らしをすると決めたのだ。彼は物心がついた時からずっと一緒に過ごしてきたころちゃんだ。僕とは一つ違いでお兄ちゃんのように慕ってきた。一足先に一人暮らしをしていたころちゃんは僕が一人暮らしをすると伝えると早速お祝いに訪ねてきてくれたのだ。

一番にころちゃんに祝って欲しかったから他の人達には秘密にしてたけど、まさかお家にまで来てくれるなんてどれだけ優しいのだろうか。

こ「るぅとくんが好きそうなもの、たくさん買ってきたよニコッ」

る「ほんとですか!?さすがころちゃん!」

十年以上のつき合いもあって、お互いの性格や好みは何でも分かっているつもりだ。ころちゃんはおふざけが大好きで、ちょっとだらしないところがある。でも根は真面目で涙脆い。

そんなころちゃんがどんな物を持ってきたのだろう。僕は自然と期待で胸が膨らんだ。

こ「へぇ…音楽の専門学校だから防音重視の部屋にしたんだ。防音材が壁一面にびっしり…w」

る「作曲の課題が出たりしたらここで作れるのいいなぁって思って!それに生活音も聞こえにくくなるだろうし、色々と安全かなぁ…なんて」

こ「うん、これならどれだけ声出してもバレないかもね」

る「ちょっと、変な言い方しないでくださいよ。僕はころちゃんみたいにゲームで負けて発狂なんてしませんから…w」

こ「はぁ?僕だってそんな発狂しないしw」

この時不穏な空気を感じ取っておくべきだった。僕は忘れてしまっていたのだ。

僕の見ていないところで彼が変わってしまっていたことを。そして、幼馴染の僕にでさえ隠していた一面を。

こ「ねぇるぅとくん、寝室はどんな感じ?」

る「何も面白いものなんてありませんけど…見ますか?」

こ「これから面白くなるから大丈夫!」

「ベッドの下にエロ本とかないかな〜」

何が面白くなるのだろうか。ころちゃんは鼻歌を歌いながら寝室へと向かう。

実際、引っ越したてだから何もない。まだ欲しい物が揃っているわけではないが、空間を大事にしたい為、あまり物を増やさない予定だ。だから面白いものなどこれからも出てくるはずがないのだ。

こ「うっわ、ベッドとサイドテーブルしかないじゃん。つまんな。」

る「だから言ったじゃないですか。面白いものなんてないって」

こ「いやいや、ベッドの下にエロ本くらい……無いわ…」

ころちゃんは僕の寝室が期待外れだったのか、寝室を覗く前より分かりやすくテンションが下がっていた。

こ「はぁ〜、るぅとくんのことだからむっつりだと思ったのに、エロ本一つも無いなんて…ん?」

ころちゃんは大きくため息をつくと何かを見つけたのか僕のサイドテーブルをじっと見つめている。

る「…ころちゃん?」

こ「“これ”、いつのやつ?」

ころちゃんは写真立てに飾られている写真を指さして僕に聞いてきた。その写真には僕のもう一人の幼馴染、莉犬と二人で撮ったものが写っている。

る「あー…それは莉犬と遊んだ時のやつです。確か半年くらい前の写真ですけど」

僕はちょうど三ヶ月前まで同い年で幼稚園の頃から仲良しだった莉犬とつき合っていた。恋人というよりは友達のような関係性だったから、お互い恋人と言うには何かが違う気がしてまた友達に戻ったのだ。特に喧嘩などはなかったし、今でも仲良く遊んでいる。

こ「…莉犬くん、るぅとくんにはべったりだけど僕には生意気だったよね。何度キレそうになったことか…」

る「僕からしたらなんやかんや仲良しだなーって思いましたけど?」

こ「いーや。あいつは絶対僕のこと舐めてた。」

「…てか二人とも仲良すぎじゃない?僕抜きで遊びやがって。しかもお揃いのイニシャルのネックレスつけてるし」

る「あ、あはは…」

我ながら随分と恥ずかしいことをしてたもんだ。しかもつき合っていた頃の写真を飾り続けているなんて謎に女々しい。

こ「え、何?まさか二人つき合ってんの?」

る「いや…三ヶ月前に別れましたけど?」

こ「は!?つき合ってたのかよ!!」

ころちゃんは目を丸くして僕を見る。信じられないという顔だ。

る「そういえば言ってませんでしたね、僕莉犬とつき合ってたんですよ」

こ「いや報告遅っ」

「何で別れたの?てかどっちから告った??」

る「周りに囃し立てられて、成り行きです。別れた理由は恋人というよりは友達のほうがお互い過ごしやすかったから…ですかね?」

こ「じゃあ別れた後も仲良しってこと?」

る「そうですね、もう全然気まずくないですよ」

こ「……ふーん」

…さっきからころちゃん、どこか変だ。

いつものころちゃんじゃない。僕の思い込みだろうか。

る「…もう満足ですよね?早くご飯食べましょ?」

なんだか急にころちゃんが怖くなってきて、僕はこの場から逃げ出したくなった。

こ「…そうだね!食べよっかニコッ」

三人で遊べなかったことが寂しかったのだろうか。ご飯の話をするといつものころちゃんに戻った気がした。




こ「ふぅー…お腹いっぱいだね」

る「そうですね、こんなに美味しいものたくさん食べちゃったから太りそぉ…」

ころちゃんが持ってきてくれたご飯は大量だったけどとても美味しかった。ケーキまで用意してくれるのは予想外だった。

こ「眠ーっ、るぅとくんベッド行こうよぉ〜」

る「えぇ?ちょっと待ってくださいね…」

ころちゃんは猛烈な眠気に襲われているのか僕に寄りかかって駄々を捏ね始める。

まさか祝われる僕より祝ってくれる方が潰れるとは…。

僕はころちゃんの腕を肩に回して寝室へと運んだ。

る「…はいッ、ベッド着きましたよ」

こ「……るぅとくんってちょろいねニヤッ」

る「へッ、?うわッ…!!」

僕はベッドの側にころちゃんを連れてくると、眠い眠いと睡魔と戦っていたと思われていた彼は巧みな笑みを浮かべて僕をベッドへ押し倒す。

る「な、なにするんッ…!!」

なにするんだと言おうとしたがそれは押し倒してきた彼の口によって遮られた。

ころちゃんの顔が本当に目の前にある。ゼロ距離とか言ってられないくらい近い。それに口にはふにふにで柔らかいものが当たっている。

僕、ころちゃんにキスされてる…!?

る「ちょっと、いきなりなんですか!?//」

僕は状況を整理してころちゃんを突き放した。

こ「なにって…キス?」

る「はっ…?」

いくら寝ぼけてるにしてもキスするなんて…!

突然キスしてきた当の本人は何も無かったような顔をしている。

こ「いーじゃん。るぅとくんは囃し立てられてつき合えちゃうんだもんね」

「だったら僕にキスの一つくらいくれてやってもいいでしょ?どうせ初めてじゃないんだから」

る「そういう問題じゃ…!//なんでころちゃんが僕にキスする必要があるんですかッ!///」

こ「…るぅとくんはわかんないよね。僕はずっとるぅとくんのことが好きだったのに。ずっとるぅとくんしか見てなかったのに」

突然ころちゃんは糸が切れたように吐き出した。

好き…?僕を…?

こ「好きな人が知らない間につき合ってたなんて言われて、どんな気持ちだったと思う…?」

る「ッあ…ご、ごめんなさい…」

ころちゃんの目が潤んでいる。そりゃ、好きな人にそんなこと言われたら辛いに決まってる。

こ「…でも、もういいよ。今日からは僕とつき合お?元から言うつもりだったしニコッ」

る「こ…ころちゃん……?ゾクッ」

まただ、いつものころちゃんじゃないみたいだ。笑っているけど、目は笑ってなんかない。僕は彼の笑顔を見て背筋が凍った。

………逃げなきゃ。

る「ころちゃんごめん、僕ちょっとトイレ…ッッ!!!」

そう思った時にはもう遅かった。僕はころちゃんに捕まってしまった。

こ「なに逃げようとしてんの?」

る「ち…違ッ……待って、ッん//ビクッ」

僕があたふたしているところちゃんは僕の服の中に手を入れる。少し冷えたころちゃん手がお腹に触れて身体が跳ねた。

こ「るぅとくんの肌白くてすべすべだね。美味しそうヂュッ」

る「いたッ…」

ころちゃんが僕の首元に顔を埋めると首元にチクンと痛みがした。

こ「…綺麗についた、僕のって印ね♡」

る「…ッ、ころちゃん、もう止めて……」

ころちゃんに片手で僕の両手首をがっしりと固定される。抵抗も、逃げることもできない。

こ「莉犬くんとのことなんか忘れられるくらい気持ちよくしてあげる」

彼は僕もそんなに鬼畜じゃないからと言って僕の服を脱がすと、僕の穴の中へ指が一本入れてきた。

る「あッ…//ビクッ や、やだッ抜いてくださ…///」

こ「るぅとくんがつき合うって言うまで止めないよ?グチュッ」

る「〜ッ!?////ビュルルッビクッビクンッ」

ころちゃんに肉壁を押されると身体に電気が走ったみたいな感覚になった。僕のモノからは白濁液が垂れている。

こ「もう挿れても大丈夫だね。るぅとくん、力抜いて」

る「ふぇ…?//……なッ////そんなの無理ッ!////」

僕の前にころちゃんの反り立ったモノが露わになる。彼のモノを見て僕は一気に青ざめた。

ころちゃんの、おっきすぎる…////こんなの入らない////

こ「僕の見て顔真っ赤にしてくれてんの?嬉しいニコッ」

る「そんなんじゃ…ッ///ん”ひッ!?////ビュルルルッ」

こ「あはっ…♡すっごい締めつけだね///♡すぐイっちゃって可愛い〜///♡」

ころちゃんのモノが勢いよく挿れられる。お腹が圧迫されて苦しい。

僕はすぐに二度も絶頂に達してしまい、もう少しの抵抗する力も残っていなかった。ころちゃんの思うままに揺さぶられる。

こんなに無理やり犯されているのに、僕の身体は心とは裏腹に感じてしまう。

る「あ”ッ//♡お”ぉッ////♡はげひッ…////♡」

こ「気持ちよさそうな顔してるね//♡ねぇ、僕は友達のほうが良かったなんて思わせないからつき合お?♡」

る「あッ//あッ///はぁッ…んッ///♡あ”あ”あ”ッ////♡」

ころちゃんにゴツゴツと僕の奥を突かれる。その度僕は汚く情けない声で喘ぐ。

こ「おっ、前立腺み〜っけ♡ここ、好き?」

ゴリッゴリュッゴリュッゴリッ

る「い”ッ///♡や”ぁ”ッ////イ”く”ッ////♡イ”ッッッ〜〜ッ///♡♡ビュルルルッビュルッ」

こ「んッ…////♡ビュルルルッビュルルッ」

前立腺というところを擦られ続け、僕は苦しみながらも絶頂に達した。僕の肉壁が締まった所為か、ころちゃんも達してしまった。

る「ひぅッ…んんッ〜〜ッ////♡はぁッ///はぁッ////♡」

あったかいころちゃんの液体が僕のお腹に流れ込んでくる。僕の頭は気持ちいいでいっぱいでとろけきっていた。

こ「…ね、返事は?♡それとももっと気持ちよくなりたいの?」

僕が疲れて息を整えようとしているのなんてお構いなしに告白の返事を求める幼馴染の彼。理性なんて完全に溶けきった僕の答えなんて一つだった。

る「僕、はッ………」




END

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めっちゃ好きです🥹ブクマ失礼します

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