体育館前ーーーーーーーーーーーーーーーー
快斗「来たぜインハイ!」
虎「クロノアさん初戦は?」
ノア「え〜っと…〇〇学院!」
秀斗「聞いた事ないですね…」
選手1「おい、見ろよ…!日常だ…!」
選手2「今年もあいつらが一位だろ…」
選手3「けど、梟谷とか、音駒とか…」
女子1「キャー!ノア様よ!」
視線が大量にこちらを見てくる。インキャの快斗は死んでいた。
快斗「やだ…人…怖い…」
秀斗「ぺいんとさん!?しっかりして下さい!」
ノア「ぺいんとぉ〜!うち、ギリギリの人数だから一人減ったら困る!」
快斗「サヨ…ナラ…」
虎「ぺいんとぉぉぉ!!」
…茶番である。すると、後ろからすごく元気な声が聞こえてきた。
木兎「おぉ〜い!ノア〜!!」
赤葦「木兎さん、急に大声出すのやめてくれませんか」
木兎「ごめんってあかーし!」
ノア「ぼっくん!やっほ〜赤葦君達もお疲れ様」
赤葦「…また快斗死んでるんですね」
ノア「…うん、ぺいんとはこういう所絶対慣れないから」
赤葦「こういう所、孤爪と似てますね」
ノア「ね」
ノア「梟谷は初戦どこ?」
赤葦「酷丸って所ですね」
ノア「あ〜、聞いた事あるな…なんか酷いので有名だよ」
木兎「ひどいって?」
ノア「意地汚い感じかな〜」
チラッと横を見てみると、酷丸がこちらを見ながらくすくす笑っているようだ。絶対勝つと言う自信があるらしい。
ノア「じゃあ…2回戦目でね」
赤葦「はい」
木兎「じゃあな!ノア!」
ノアは手を振りかえす。赤葦君は5歳児の面倒をすごく見てるが、大丈夫だろうか。とふと疑問が浮かぶ。ので、また聞いてみることにした。
快斗「で、荷物ってどこにおいたら良いですか?」
ノア「荷物は上の所に日常専用のところがあるから、そこにね」
ノア「おーい!しにがみ君!トラゾー!先に上に行っとくからね!」
虎「え、待って下さい!!」
秀斗「ゼェ…ハァ…」
快斗「え?しにがみ…お前、死にかけてるやんw」
ギロッと快斗を睨む秀斗。
秀斗「僕の運動力を舐めないでもらって良いですか?? 」
虎「なんで運動部に??」
秀斗「子どもの頃の約束は守らないとなんで…」
ノア「…しにがみ君ってそんな謙虚だっけ??」
秀斗「…クロノアさんの言葉が一番響くかも…」
虎「それはそう。」
うんうん、と頷く虎と快斗。きょとんと首を傾げるノア。そして、ある人物がやってきた。
羅代「ぽまえら〜!早く荷物おけ〜!!」
快斗「らっだぁもうバスおけたの?」
羅代「今回は早かったんだよね、ほら!早く荷物置いて!アップするよ〜」
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