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NAL
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外を見ると、いつの間にか空は すっかり暗くなっていた。
『…jn?体調、大丈夫?』
skmが 心配そうに jnの 顔を覗き込む。
『うん、大丈夫だよ。』
『良かった!こんな時間だし、帰ろ。』
そう言って、skmは立ち上がった。
『今日は、家まで送ってあげるよ!』
『え、いいよ。大丈夫だから…』
付き合い始めて、まだ間もない。
家まで送って貰うのは、初めてだった。
戸惑っていると、skmが優しく笑う。
『遠慮しないでよ!送るからさ!』
その言い方は優しいのに、なぜか断りづらかった。
『…じゃあ、お言葉に甘えて。』
『うん!それでいいの!』
そう言って、skmは満足そうに笑った。
• ───── ✾ ───── •
車に乗り込み、しばらく静かな道を走る。
隣では skmが ハンドルを握りながら、時々こちらをちらっと見る。
『そういえばさ、猫好きって 言ってたじゃん?』
『うん、好きだよ…』
『俺ん家、ツナとシャチって 言うんだけど、めっちゃ可愛いよ!』
嬉しそうに話すskmを見て、jnも自然と笑った。
『見てみたいかも…』
その言葉を聞いた瞬間、skmがすぐに言う。
『じゃあ、少し寄っていく?』
『え…?』
付き合ってから、まだそんなに経っていない。
いきなり家に行くという事に、jnの 頭が追いつかない。
『でも…』
『大丈夫だって。猫見るだけだよ!』
優しく笑いながらそう言うskm。
『ツナとシャチも喜ぶと思うし!』
『…うん。』
『いいよね!』
柔らかい声なのに、どこか断る隙を与えない。
『…じゃあ、少しだけなら。』
『jnなら そう言ってくれると思った!』
skmは 嬉しそうに笑った。
• ───── ✾ ───── •
家に着くと、ドアを開けた瞬間、二匹の猫がこちらへ駆け寄ってきた。
『ツナ、シャチ。ただいま!』
足元にすり寄ってくる二匹を見て、jnの表情が一気に緩む。
『可愛い〜!』
『でしょ?連れて来て正解だったわ!』
skmも 嬉しそうに笑いながら、二匹を撫でる。
『ツナ、シャチ!jnを連れて来たよ!』
そんな jnの足元に、ツナとシャチが 交互にすり寄ってきた。
『ほら、もう気に入られてるじゃん!』
『ツナ、シャチちゃん 宜しくね!』
そのまま 猫たちと遊んでいるうちに、時間は どんどん過ぎていった。
• ───── ✾ ───── •
『もうこんな時間…』
『もう遅いし、泊まってけば?』
あまりにも自然に言われて、jnは言葉を失った。
『いや、でも…』
『大丈夫だって。明日もあるし!』
『でも…』
『俺の家だし、気にしなくて良いよ。』
優しい言い方だった。
だからこそ、jnはそれ以上 断れなくなってしまった。
『…じゃあ、お言葉に甘えて』
『うん、それでいいじゃん!』
skmはあっさり笑った。
コメント
1件
第5話、読み終えました。skmさんの「断りづらい優しさ」がすごく伝わってきて、距離感の描き方にドキドキしました。猫を見るだけのつもりが自然と泊まる流れになる、その「断れなさ」も含めて、初めての出来事ならではの甘やかな空気感が素敵でした。jnさんの戸惑いと、それでも受け入れる心の動きが丁寧で、思わず応援したくなります。続きも楽しみにしています🌷