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【チュベローズ】

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【チュベローズ】

5 - 第5話【高まる欲求】

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2024年02月18日

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…”よぉ。虎ちゃん。”

その男は私の目の前に来たと思えば屈んで私の髪の毛を掴みあげてそう言った。誰なんだ、こいつはと私は思い出せずにいた。すると、男は私の髪の毛から手を離し

“なんだ?覚えてないのか…俺だよ…おーれ!”

なんだ?オレオレ詐欺でもはじめたのか…あ、こいつ。…何時ぞやの鬼ごっこで私に向かってばーかとほざいてきたクソガキじゃないか。ようやく思い出しては私はその男に向かって

【…ああ、鬼ごっこした時に私に馬鹿と言ってきた人ですね。…なんですか、今更。…そもそも何故私をここに?…】

男は気味悪く口角を上げたと思えば私を抱き抱えベットへと放り投げた。私は直ぐに立ち上がろうとしたが男が私に覆い被さるように乗ってきた。殴ろうと腕を上げるも何故だか殴れない、と言うよりは動かせないに近い。なんだ、これも発情期とやらのせいなのか…めんどくさい。

────…”虎ちゃん~…あん時俺のこと蹴ったよねぇ…あれ、めっちゃ痛かったんだよ~…?”

そんなこと言いながら顔を近づけてくる男。その男は言い続けて

“俺さ…この顔だからモテちゃうんだよねぇ~…だーかーら、…このモテモテな俺が、君のお相手してあげる…”

・・・?

意味が分からない。まずまずこいつがイケメン???私の幼なじみのあいつの方がまだ顔はいいぞ。いや、それは置いておいて。何故私がこいつの相手なんざしなきゃいけないんだ。ていうか、相手?初めてをこいつと…

そう考えた瞬間に私はある考えがぽつん、と浮かび。口に出してしまった。

【…絶対に嫌だ。】

あ、…と気づいた頃には遅く、その男は私の胸ぐらを掴んだと思えば

“…ッ゛~!!俺が相手してやるっていってんのに…嫌だって言ったか!?お前!!”

その男は私が何も動けない事をいいことにかぐるっ、と後ろを向かせたと思えば拘束器具らしきもので私の両手首を縛った。男は縛り終えたと思えば私の口の中へ何かを入れ、水で流し込ませた。尽く女の扱いが下手というか、雑なやつだ。こんな、や、つが…モテるはずが…なんだ、視界が揺らぐ…

意識の朦朧とする中で男の声が響いた。

“媚薬だ。…発情期とプラスだときついだろうな~…♪…それじゃ、後でまた来る…”

ふざッ…け…るな…男にそう言おうとしたが、男は既に私から降りてもう部屋を出ていた。

くそ…なんで…私がこんな…め、に…

身体が更に火照っていくのが分かるし、性欲なのかはあんまり分からないが…むずがゆい…

…私は…そんな彼氏なんていないし…経験もない…せめて…初めてを奪われるのであれば…好きな人がいい…

──────────…時が経てば経つほど媚薬の効果は高まり、まともな思考が出来なくなっていた。

誰でもいい…はやく…したい…はやく、はやく、…はやくはやくはやく…

溶ける思考は性的な事しか考えられなくなり、気づけば私は眠りについていた。



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