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雨音♪
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#問答打
あお
1,022
少し暗めのハッピーエンドです!
trsgが付き合ってる設定で、みんな出てきます。
御本人様には一切関係ございません!!
sgiさんside
笑うって、何?
笑う意味って、何?
生きる意味って……何?
俺は、いつも元気で明るい最年長。みんなは俺をそう思ってる。昔はそうだったと思う。だけど、今では自分が分からない。何故か泣きたくなるけど、泣けない。笑いたくても、笑い方が分からない。みんなと会話して、みんなを笑わせるのが苦手になった。…みんなと会話する頻度を減らしてるから…なのかな。
恋人のtrskに対しても、「好き」だとか、「愛してる」だとか、分からない愛を、薄っぺらい嘘で伝えてる。一年前までは、ちゃんと言えたはずなのに。今ではこれが俺なりの伝え方になってしまった。こうするしか、俺は言えなくなった。もし、こうでもして言えなくなったら、trskはきっと俺に幻滅する。離れていく。それは嫌だ。みんな、離れてほしくない。
1人は、嫌だ。
trskさんside
最近、恋人のsgiさんの様子がおかしい。
約一年前、sgiさんから告白されたのがキッカケ。僕は少しずつアタックはしていたものの、結局告白する勇気がなかった。そんな時、あの人は告白してくれた。答えはもちろん「はい」だった。そして、あの人は泣きながら「良かった!大好きやで!tr!」って言ってくれた。そこから数ヶ月、僕からデートに誘ったり、夜はリードしたり、とても楽しい日々を過ごしていた。
でも、いつからか僕の「大好き」に対して彼は「俺もやで」って、返すようになった。前までなら「俺も大好き!」って、僕の大好きな笑顔で返してくれたのに。どこか作られたような笑顔になっていた。最初は疲れているのかな?と思ってた。でも、sgiさんはいつもの優しい笑顔も、楽しそうな顔も、僕にだけ見せてくれる顔もしなくなった。表情豊かなあの人は、いつの日からかいなくなった。
tr「…はぁ。」
どうしたんだろう…僕が聞いても、話を逸らされたり、聞いてほしくなさそうな顔をする。
iz「どうしたの、trsk。ため息ついて。」
tr「…いや、まぁ…」
相談しようと思ったけど、僕にすら言えないってことは、みんなにも言えないことなんじゃないかって思って、言おうとした口を閉ざした。
iz「…?」
tr「いや、何もないです。」
今izwさんはいつも以上に忙しいんだ。私情に巻き込む訳には…
iz「迷惑だとか、忙しいだろうからとか思わず、言ってよ。社員が暗い顔してるの、見過ごせないから。」
…流石、我らがCEOだな…
tr「…実は…」
そうして僕は、全てを話した。
iz「あー、確かに最近sgiさん元気なさそうだなとは思ってたけど…そこまで酷いのか…」
tr「…僕にも、何も言ってくれなくて。」
iz「うーん…」
ちなみに、今sgiさんはテレビの収録へ行っており、ここにはいない。
fk「…どうしたの。そんな唸って。」
kw「なんかあった?」
tr「fkrさん、kwmrさん………実は……」
(事情説明後)
fk「あー、それは僕も気になったことあって、嫌なことあった?って聞いてみたんだけど、はぐらかされちゃった。」
kw「やっぱり、誰にも言いたくないんだろうね…」
そんなことを話していると…
ym「あ、trskさん!」
tr「?ymmtさん、どうしたの?」
ym「sgiさん、今日テレビ収録終わったら会社休んで帰るって…体調悪かったとか知ってる?」
tr「…え?」
急いでスマホを見ると、確かに会社用のL◯NEにそう書いてあった。
いつもなら、先に僕に連絡してくれるのに…
tr「……。」
iz「…trsk、sgiさんに会いに行ってあげて。」
tr「…えっ?いや、僕まだ仕事が…」
mn「大丈夫ですよ!僕たちが引き受けますから!」
tr「!mn…でも、そんなことさせるわけには…」
gn「僕も手伝いますから大丈夫ですよ!」
mn「他の社員さんも、手伝ってくれるみたいなんで大丈夫です!僕たちも、sgiさんが元気ないのは気になってたんです…trskさん、仕事は引き受けるので、お返しは、sgiさんとtrskさんの笑顔でお願いしますね!」
tr「!…うん、もちろん!ありがとう、mn、gn。」
僕たちは、sgiさんの家まで移動するために、izwさんの車に乗せてもらった。そこで、もう少し詳しいことも話した。
kw「…なんでだろう…何か言われたとか?」
fk「うーん…ありそうだけど…」
iz「…なぁ、trsk。」
tr「はい?」
iz「…多分、sgiさんは俺たちには知られたくないんだと思う。だから、家まで送ったら3人は近くで待ってるよ。時間をかけてもいい。だから、sgiさんのこと…頼んだよ。」
tr「…はい。」
みんなの思いは、絶対に無駄にしない。そして、sgiさんのことも、絶対助けてみせる。
ピンポーン
tr「sgiさーん?大丈夫ですか?」
……返事がない。もしかして、家にいないのかな?もしくは、居留守?
tr「……?あれ?開いてる…」
もしかして、閉め忘れてた?合鍵は持っていたけど本人から開けてほしくて使わない気でいたけど、開いているなら入ろっかな。
tr「お邪魔しまーす…」
sgiさんの家は、時々来たこともあって、どこにどんな部屋があるかは把握できていた。ただ、どこにいるのかは分からないから、手探り状態だ。
_でーす!
tr「ん?」
リビングから何か聞こえる…
tr「sgiさん…?」
リビングの扉を開けると、sgiさんの姿はなかったけど、スマホが置いてあった。スマホは、以前公開された動画が再生されたままだった。
tr「…!これって…」
そこにあったのは…
“コイツうるさいだけだわ”
“trskさんと同じ博士?いやいや、一緒にしないでほしい”
“クイズできないくせに何でいるの?”
“面白いと思ってんのコイツ?”
“最年長の癖して何この態度”
tr「ひ、酷い…」
そこには、心無いコメントばかりだった。きっと、これをみてからsgiさんは…
sg「…trsk?」
tr「!sgiさん…」
sg「風邪移るで…」
tr「…風邪?なら何で声も変わってないの?それに、冷たいものも当ててないようだし、なにより風邪の時はマスクしてくれるじゃん。」
sg「………はぁ。なんでこんなバレるかなぁ。」
tr「…ねぇ、最近元気ないよね?どうしたの?」
sg「…別に。俺はいつも通りやし…」
tr「悪いけど、僕から見たらいつも通りじゃない。ずっとsgiさんは苦しんでる。」
sg「……。」
tr「ねぇ、何に苦しめられているの?」
sg「…別に。」
tr「…じゃあ言うよ?視聴者の意見を聞くことも大事だよ。でもね、何も全部を聞かなくていい。批判なんて無視していいんだよ!心無い言葉なんか、聞かなくていいんだよ!もし苦しかったら、僕たちに頼ってよ!僕はっ…貴方の恋人、でしょ…」
sg「…。確かに、俺はそういう言葉を聞いてから、おかしくなったと思う。でも、それだけじゃない。俺は…生きる意味も、誰かを好きだと思う心も、分からなくなっちゃったんや。俺、何のためにいるんやろうなって、批判のコメントがその通りな気がして…いや、その通りやなって。」
tr「…っ!馬鹿っ!」
sg「!?」
僕は気付けば、sgiさんの胸ぐらを掴んでいた。でも、そんな思いに対して僕の口は止まることを知らなかった。
tr「その通りな訳ないだろ!!貴方は貴方だ!誰にも変えることの出来ないあなたの道を否定する権利なんて誰にもない!例え応援してくれる視聴者にも!大切な仲間にも!そして、恋人である僕でも!」
sg「…俺の、道…」
tr「貴方は、貴方はどうしたいの!」
sg「……お、俺っ…俺は……」
続く
後編短いと思いますが前編にいれると長くなるので分けました。
では、閲覧ありがとうございました!
コメント
3件
うわあ……このエピソード、すごく胸に響きました。sgiさんが笑えなくなって、自分を責めて、ひとりで抱え込んでしまう感じが、読んでいて切なくなりました。trskさんが「貴方は貴方の道を否定する権利なんて誰にもない」って言い切ったシーン、本当に格好良かった。続きがすごく気になりますね。