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私はあふぇさんと、今日の訓練の最後のランニングをしていた。
夕日が私たちを照らす中、元気よくひどいことを言ったのは黒熊(あふぇりる)だ。
「明日は、もっとレベル上げなきゃね〜」
私は足が止まってしまった。
そして、思い切っり首を横に振った。
「無理無理!!これ以上とか!」
私これでも、へとへとなんだよっ!?
「え〜??これで?もっと頑張りなよ」
「無理!このままだったら私、瑠璃ちゃんと相方になるあーだこーだーの話の前に死んじゃうんですけどっ!!」
私が少しおふざけ程度に言ったら、
「………だよね。流石に、無理はしちゃだめだもんね。じゃあ、今日のスケジュールで毎回行こうか」
あふぇさんは意見を変えた。
あの、黒熊が、、あの、頑固すぎる黒熊が……。
………こいつ、どの言葉で意見を変えるきになった……?
……死んじゃうってワードに引っかかった可能性……。
それか、瑠璃ちゃんってワードかも知れない…。だってあふぇさん、瑠璃ちゃんに、「このままだとお兄ちゃん(あふぇりる)とべるさん(私)は、相方になれない」って言われた時の言葉をすごく気にしてたし……。
まぁ、…どちらでもあふぇさんの地雷を踏んだって事は間違いなさそうです。
「べるさん。やっとこのランニング、」
あふぇさんは私に話しかけてきた。
ーランニング……?
も、もしかして?やっと、この地獄から解放される?ランニング終わったの?ねぇ!!??
「折り返しだよ!」
「うげっ……」
私は、すっ転びそうになった。
「ま、まだこれぐらいなの……?」
「うん?そりゃそうでしょ」
「………あふぇさん、私の限界も考えて?相方(パートナー)でしょ?」
私は知ってる!この言葉を言えばあふぇさんは……!!
「うーん無理!これより増やさないだけ感謝してよね」
と言うことを……!
って……
「はっ……?」
な、何で!?私の計画だったら、「じゃあ減らすかー」って言ってくれるはずだったのに!!
「そんな現実は甘くないでーす」
「はっ!?私の心読むなよ!!黒熊っ!!」
「黒熊じゃないでーす」
「はっ???」
「あっ???」
はぁ、…あふぇさんにデリカシーと言うものはないのかね……。
と、思っていると
………あれ…、、何あれ……?
何かが上から落ちてきているように見えた。
私が上を向いていると……
「危ないっっっ!!!」
突然、私をあふぇさんが引っ張った。
ドッシャッッッッン!!
「はっ……?」
……突然私が見上げていた空から花壇が落ちてきた。
「……な、何……?花壇が落ちるって…普通じゃ、ありえないよね……?」
だって!今日は風も強くないし………!
ど、どうしてなんですかね?!
「………多分…出た」
あふぇさんは小さくつぶやいた。
「はっ?出たって……何…? って、あっ…」
私は、聞き返そうと思った時に気づいた。
そういう事か……!出たんだ……。幽霊が……!!!