テラーノベル
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「オギャー オギャー」
2013年 夏
私は元気な女の子として産まれた。
お母さんとお父さんは不仲だった。
退院してかららおばあちゃん家で
過ごしていた。
2014年 夏
おじいちゃんとかけっこをする。
満面な笑みで走る。
とても幸せだったと思う
2015年 夏
これじゃない
あれじゃない
何もかも 嫌 に感じた
おばあちゃんは、それを怒らなかった
何故か聞くと、
「おばあちゃんはスーパーヒーローだからね」
と言った。
2016年 5月
弟が生まれた。
可愛くて仕方がなかった。
おばあちゃんは私も見てくれた
2018年 秋
私は骨折をした
初めての手術
初めての全身麻酔____
不安で仕方がない。
そんな私をおばあちゃんが抱きしめてくれた
2019年 夏
もう1人弟が産まれた
2人のお姉ちゃん
少し不安を感じた
おばあちゃんはそれでも私を見てくれた
2020年 春
私は小学校に入学する
だけど、コロナでまともに学校には行けない
おじいちゃんもおばあちゃんもお母さんも
私と遊んでくれた
2022年 夏
私は小学2年生になった
おばあちゃんの体の様態がおかしい。
短期入院をするという。
とても不安で泣きそうだけど、堪えた
お医者さんも「短期入院だからすぐ戻るよ」
という
私はそれを信じた
2024年 春
おばあちゃんが入院して2年____
退院 入院 退院 入院
を繰り返していた。
私ももう4年生。
おばあちゃんに会える日を待ち望んで
辛い学校も乗り越えていた。
2026年 春
小学校を卒業する
卒業式では、おばあちゃんごいる病院に届くように大きな声で歌ったよ
家に帰ると、祝いの声。 祝いの声。
そこに紛れたひとつの報告。
おばあちゃんが意識を失ったという。
小さい頃から沢山遊んでくれたおばあちゃん
何をするにも一緒にいてくれたおばあちゃん
辛い時も 悲しい時も 痛い時も 苦しい時も
虚しいときも 寂しい時も ムカつく時も
一緒にいてくれた
そんな大切な人が一瞬で亡くなってしまう 恐怖
「やだよ。絶対生きてるから」
そう心に抱いて病院に向かう____
病院に着くと、親戚の人で溢れていた
「おばあちゃんは??」
「あそこ。」
おばあちゃんの顔は見たことないくらいに
悲しそうなまま。
目を瞑ってて、もう会えないような気がした
「おばあちゃん、私今日卒業したんだよ。 」
「起きて祝ってよ。1番祝って欲しいよ」
「おばあちゃん」
となりで弟が泣き叫んでいる。
「ばぁば!!!!」
私は泣かない。絶対に。
起きるもん。おばあちゃんは絶対死んだり
しない。
だって、スーパーヒーローだから____
病院の人がお母さんに何かを話してる。
もう、私には分かる。
おばあちゃん________
今までにないくらいに
体の血が引いた。
でも、私は泣かなかった
守ってくれたあの日々も
笑わせてくれたあの日々も
買ってくれたあの玩具も
一緒に見たアニメも
おばあちゃんと過ごしたこの時間も
消えてないから____
隣にいると信じてるよ。
だって、スーパーヒーローだから____
#もしかしたら泣ける
んのん
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コメント
1件
んのんさん、読ませていただきました。 おばあちゃんの「スーパーヒーロー」っていう言葉、ずっと心に残ってます。最後のシーン、泣きそうになりながらも「消えてないから」って言い切った主人公の強さが、すごく胸を打ちました。幼い頃の温かい記憶が、ちゃんと時間を超えて生き続けてるんだなって。静かに、でも確かな愛を感じるお話でした。ありがとうございます🕊️