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𝕏にてご提供してもらったネタになります!


腐要素あり.

オメガバ要素あり.

二次創作.




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僕は幼い頃から孤独だった 。

公園で友達とショーをしようとしても

僕の演出は認めて貰えなかった 。

だから 、僕はいつもひとり寂しく公園で演出を考えていた

いつも 、いつの間にか夢中になってひとりでいるのを忘れてしまうくらいだった 。

だけどこの日は少し変わった日だった 。


「 そこの紫髪の子!! 」

「 凄く素敵な演出だな!! 」

「 名前はなんと言うんだ? 」

突然話しかけられびっくりしてしまった 。

少し動揺しながらも名前を名乗るとぱあっと顔が明るくなった 。

「 類か! 」

「 オレは天翔るペガサスと書いて天馬! 」

「 世界を司ると書いて司!! 」

「 その名も、天馬司だ!! 」

急に大声を出されるからびっくりしたけれど

随分声が大きい子だなと思った 。


「 一緒にショーをしないか!! 」

「 お前の演出ならばオレを輝かせるに違いない!! 」


そうやって笑顔で手を差し伸べる君はまるで __

暗い夜空で1つだけ光っている一等星のようだった 。


「 .. なんで僕がいいと思ったの? 」

「 う〜ん .. そうだな .. 」

「 オレと同じくらいショーが好きそうだったからだな!! 」

「 毎日公園に来てはショーの演出のメモをしていただろう? 」

「 え、気づいていたの? 」

「 ああ!!演出を考えている時の類は凄く楽しそうだったからな! 」

僕については少し前から知っていたみたいだ 。

この子となら僕が出来なかった演出にも応えてくれるのではないかと思った 。

それに 、司くんは僕を 、演出家を求めているみたいだ 。

それなら演出家として期待に応えるしかないだろう


「 そっか 」

「 ふふ、これからよろしくね。 」

「 司くん 。 」


それからと言うもの 、毎日毎日公園に来てはショーをした 。

もちろんショー以外にもたくさん遊んだし 、毎日楽しく過ごしていた 。


でもある日 、

いつもなら僕よりも早く公園に着いている司くんはいなかった 。

珍しいなと思いつつ 、僕は待つことにした。


「 ん?甘い匂い .. 」

好奇心旺盛な幼い僕はその甘い匂いを辿った 。

その匂いを辿ると着いたのは草むらだった 。


「 なんの匂いなんだろう.. 」


「 ぁ 、る 、い 、? 」

「 つ 、司くん?! 」

そこには草むらの中でうずくまりながら

苦しそうな声を出している司くんがいた 。

司くんから放たれる匂いは僕が辿っていた甘い匂いだった 。


「 今すぐ大人の人を呼んでくるよ!! 」

「 る 、るい 、まって 、 」

「 いかないで 、 」

司くんは泣きながら言っていた 。

何故か自分の身体も熱くなり始めてしまい

どうすればいいのか分からなくなってしまった 。

だけれど 。何故かこの姿の司くんを人に見せたくないと感じてしまった 。

「 っ 、司くん 、これ 、 」

僕は司くんの頭に自分が着ていたカーディガンを掛けた 。

「 ぁ 、るいのにおい .. 」

「 るい 、るいっ 、 」

「 お願い 、ここ 、うずうずする 、 」

と司くんは項をちらっと見せてきた 。

子供だった僕はとても耐えられなかった 。

「 っ 、は 、 」

「 ごめんね 、司くんっ _ !! 」

と僕は司くんの項をかぶっと噛んでしまった 。




「 … 司くん .. 来ないな 。 」

あの日以来 、司くんは公園に姿を現さなくなった 。

結局 。君も離れていくんだ 。

来なくてももしかしたら .. と期待してしまって 。

毎日毎日待ち続けた 。

もうきっと司くんはもうここには来ない 。

あんなことをしてしまったら当然だ 。




そんな出来事から数年後 。

僕は「 司くん 」 たちとショーをしている 。

司くん … あの子も司くんだったな 。なんて今でも時々考えてしまう 。


「 神代ー!!天馬ー!! 」

「 またお前たちか!! 」


「 すみません!!! 」


「 思ったよりも爆発してしまったねぇ 」

「 もしかして火薬を使っただろう!? 」

「 さぁ 。どうだろうねぇ? 」

「 オレは風紀委員なんだ!! 」

「 今度こそは止めてみせる!! 」

「 フフ .. それは楽しみだ 」




「 あいつらどこ行ったんだ… 」

「 見つけ次第反省文だからな!! 」



あれ 、この甘い匂い ..

あの頃匂った .. ?

でも確かに「 司くん 」 から匂う 。


「 っは 、にげ 、きっ 、た 、 」

「 司くん!! 」


「 っ ぁ 」

「 るい 、 るい 、! 」



ああ 。

司くんはやっぱり ‪”‬ あの ” ‬司くんだったんだ 。

なら 。 僕はどうすればいいんだろうか 。


第二の性の検査の結果が解らなかったのは番がいたから_

司くんが居たからだ 。

幼い頃 、なにもわからず番にして

君の人生を左右してしまった 。



「 … 司くん.. 」

「 ごめんね 」


「 謝る、な… 」

「 あれはオレも悪かったんだ… 」

「 だけど … 」

「 オレは謝罪が聞きたいんじゃない。 」

「 それよりも言うことがあるだろう。 」

「 え …? 」

「 一生責任は取ってもらうからな … 」

「 へ 、それって … 」


「 っ、ああ!! 」

「 一生隣に居ろと言っているんだ …!! 」

「 そのくらい、気づけ … ! 」

「 僕でいいのかい 、? 」

「 あんなことをしたのに … 」

「 今更、なんだ。 」

「 オレは、お前が、いいんだっ .. 」

「 責任、取ってもらわなければ困るしな。 」


「 フフ.. 」

「 もちろんだよ 」


ー ー


「 なんてこともあったな!! 」

「 フフ 、 そうだねぇ 」

「 公園に来てくれなくなった時はびっくりしたんだよ ? 」

「 う‪ ”‬ すまん … 」

「 オレは特別幼い頃から第二の性がわかっていてな。 」

「 どこの誰かも分からない人と番になってたもんだから 」

「 母が中学になるまで外出禁止にしてしまってな … 」

「 そうだったんだね .. 」

「 でも司くんのご家族みんな大歓迎してくれて良かったなぁ 」

「 .. ああ。 そうだな 」

「 まぁ 、 気づいてたのを言わなかったのはオレが悪かったな … 」

「 話しにくい事だろうししょうがないよ 」

「 これからはなにかあったら言ってほしいな 」

「 もちろんだ!! 」




カレンダーはあの頃から数年進んでいた。


‪”‬ 類&司 結婚記念日!!! ‪”‬


カレンダーに大きく丸されているその文字は

2人の幸せを見守るように字を囲っていた。




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合っていませんでしたらすいません … !!!

しかも短い .. わかりにくい ..

何個か貸してもらう時はしっかりURL貼っておきます .. !!

この作品はいかがでしたか?

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