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青井らだおside
俺は寝室に入った瞬間背後から襲われた
きっと襲い方的にラディだろう
ハンカチか何かに麻酔薬を染み込ませたのだろうか
一回吸うだけで立っていられなくなる
息を止めて脱力したように見せかける
ラディは俺を背負って地下室に運んだ
使うことがなく正直管理をラディに任せていた部屋だったがいつの間にか監禁部屋になっていたようだ
ラディが牢屋らしき鉄格子で囲われたところに俺を入れると鍵をかけた
ベッドに上で寝ているふりをする俺と俺を見て笑みを浮かべるラディ
…
……
………
まぁ…これが一旦の現状報告かな
その後いろいろとあって今俺はラディに放置プレイを受けている
らだお はぁ……まぁこっから出ることは無理だろうな
らだお いつまで俺を放置するんだか…
俺は閉鎖的で気が狂いそうな部屋の中に閉じ込められていた
どうやらラディの逆鱗に触れるようなことを言ってしまったらしい
その結果が今の放置プレイだ
そうこうして数日が経過した
普通なら気が狂いしかも空腹で動けなくなるだろうがあいにく俺は携帯飯を持っていたしかも俺は心無きだ
そう簡単に堕ちはしないよ
でもこの部屋…暇なんだよなぁ……
さっさと迎えに来てくれないものか………
コツコツコツと微かに足音が聞こえてきて俺は倒れる
床にうつ伏せになり一旦演技をする
ラディが重い扉を開き牢屋内に入ってきた
ラディ 兄さん…大丈夫だよ
ラディ 俺がいるからね
俺はその言葉を聞き途切れ途切れの声(演技)でラディの名前を呼んでやる
らだお ぁ……ら…で……ぃ……
そう俺が言うとにっこり笑った
ラディ 立てる?
そう聞かれたから俺はわざと首を横に振った
するとラディは俺の体を持ち上げてリビングへと上がっていった
椅子に俺を座らせるとラディは簡単な料理を作ってくれた
俺が手をつけないでいるとラディが言った
ラディ ねぇ…兄さん……どこか調子が悪いの…?
調子が悪いもなにもあるか
放置しておいたくせにその言い方はないだろ……なんて思うけれど俺は罠を仕掛けてみることにした
らだお うぅん…ちがう
ラディ じゃあなんで……
俺は席を立つとラディを床に叩きつけた
そしてラディの体にまたがる
ラディは驚いた様子で目を見開いている
らだお ねぇ…らでぃ
らだお 俺を堕とそうとしてるなら無駄だよ
俺がそう言うとラディは表情を暗くして俺の肩に手を置いた
ラディ 何言ってるの
ラディ 兄さんはもう逃げられないんだよ?
何を言っているのかさっぱりわからない俺を置いてラディは動いた
俺が本気で押さえつけているはずなのに俺の力をものともせず立ち位置を切り替えた
俺が床に倒されラディが俺にまたがる
らだお なんの冗談…?
ラディ 冗談も何もないけど
ラディはそう言った
瞬きをした次の瞬間だった
ラディが急に顔を近づけてきて俺の頬を触りキスをしてきた
俺は突然のことすぎて動揺はした
だけどそんなにぐいぐいきてよかったのだろうか
兎が虎に勝負を挑んでも結果はいつも同じだと言うのに
俺は“前と”同じようにラディの口に舌を押し入れた
ラディ ッ!?
俺はラディの舌を絡め取り吸う
ラディ んッ……んんぅ…
心地よいのかラディは全体重を俺に預ける
しばらくそのままでいたが疲れたので口を離すとラディはもの寂しそうに俺を見た
らだお これでいい?
俺が口元を拭いながら言うとラディはボソっと何かを言った
ラディ ま………な…
らだお なんて?
ラディ まだ…足りない
らだお え?
その声が聞こえた次の瞬間だったんだ
俺はラディに襲われた
手首を押さえつけられ強引に口を開かせられる
下半身は足で押さえつけられていて時折敏感に反応してしまう
らだお らっ…でぃっっ!やめ……
俺は必死に抵抗して言葉を発する
ラディ やだ
その一言の後俺は意識が持っていかれた
でも次に目が覚めた時には俺は寝室のベッドで寝ていた
隣にはラディが眠っていた
つまり俺は“また”ヤツに襲われたんだ
らだお はぁ…何度やれば……
俺はただただ呆れていた
ラディ ん…?
目が覚めたのかラディが俺を見た
ラディ おはよぉ…兄貴…
らだお うん…おはようラディ
俺はラディの秘密を知っている
ラディは俺らの創造主である“らっだぁ”に時折操られるのだ
その度に俺は何故かヤツに襲われる
この街では創造主の名前を口にしてはいけないと言う規則がある
だからなのかヤツは“青鬼の館の主…らっだぁ”としてこの街には降りてこない
その代わりに俺やラディの身体を操っているらしいが……俺を襲うのはやめてもらいたい
らだお なぁ…いつになったら俺らから離れるんだよ
らだお オリジナル……
「さぁね?」
「俺だってわからないよw」
「でも…すくなくとも飽きるまでは……かな」
らっだぁ さーてと
らっだぁ 今日の配信はここまで
らっだぁ じゃあ
らっだぁ おつぅ〜