TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する













そして俺は宮城県に来た。




日本への飛行機はとっても長くて正直しんどかった。




翔陽はまだブラジルに居て俺たちが一足先に日本に着く。




烏野高校への受験の対策もばっちりだ。




受験日は2週間後。




絶対に受かる。




その自信を胸にブラジルから旅立った。




受験日までは忙しくなり、書類などの提出を沢山行った。











そして受験日。




俺は万全の状態で試験に臨んだ。




英語はイマイチできなかったが数学と理科はできたような気がする。




帰国子女だとしても元々英語苦手だし…




ポルトガル語ならまだしも…




「 おい、桜芽…番号何番だ…? 」




寒い試験結果報告会場の合格者発表の3分前。




「 えっと0310番…! 」




そして発表の瞬間…




「 0310…0310… 」




目で番号を追っていく。




0301、0305、0308、0310









「 あった!! 」




「 よく頑張ったなぁ、桜芽! 」




「 写真!写真!!撮っとかないと! 」




俺はテンションが上がって頬が緩んだ。












その頃ブラジルで




「 …どうだろ…大丈夫だったかな… 」



日本では夕方の5時だが日向のいるブラジルでは早朝5時。




日向は桜芽の結果が気になり早起きをした。




自分の部屋をうろうろしているとメールの着信が来た。




「 !! 」




翔陽!!俺、烏野受かった!!しかも特進!

絶対バレー部入って小さな巨人になる!!

また制服採寸したら写真送る!!




日向は幸せそうに笑って




「 良かったな、桜芽。よく頑張ってるよ 」




と呟いた。




その日の夕飯は桜芽の好物の父の作るオムライスだった。
















Asas laranja

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

27

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚