桜と梅から街出るの禁止令出て
俺は嬉しい様な不満な事もあったが、
この街と仲間たちにこれ以上不安をかけさせたくなかったからやれることはやろうと考えた。
次の日
サボテン「おう!皐月!焼きたてパンどうだ?」
皐月『ありがとう!昼間にでも食べるよ!』
そうだ、こうやって幸せが続くんだ…
続くと思ってた……。
俺が久々に高校へ行くと何やら不穏な空気だ……。
皐月『何何?どーしたんだよお前ら』
クラスメート「風鈴1年と別グループがやり合ってるってよ、何かキール?って奴らと」
皐月『へえ、そんでお前らは何もせずに待ってんのか?』
クラスメート「2年が行ってるんだ、俺らが出る幕じゃない」
梅も同じだとしたらちと不安になるな……。
クラスメート「おい、どこ行くんだよ」
皐月『は?助けに行くんだよ、お前ら先輩なのに助けねぇ選択肢あるなら辞めちまえよ』
俺は助けに行く、救われたんだ桜に。
俺が助けに行かなくちゃ誰が助けるんだよ……。
俺は俺が助けたいんだ、もう昔の俺とは違う…。
助ける命に理由なんてない
助けるべきだ
そう教えてくれたんだ、助けなきゃ意味無いだろ……。
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