TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

・小スカ、BL要素あります

・体調不良なしです


・[  ]は名前の部分です、好きな名前を入れてみてください!














「…大丈夫?」

生徒会室。

[    ]はさっきから落ち着きがない。

「大、丈夫…っ」

「そ…?」

明らかに大丈夫ではないような…。

よく見ると、机の下では足をバタバタさせたり色んな方向に足を組んだりしていた。

トイレ、かな…

今なかなか言い出せない雰囲気だし。

「トイレ…?」

「…え、なんで…っ」

「俺が言おうか?」

言う、と言っても体調が悪かったていにするつもり。

「いい、の?」

トイレのことしか頭にないのか、俺のことを神を見るみたいな目で見てくる。

普通他人に

「○○さんトイレ行きたいらしい」

とかって言わせたくないはずだけど、それだけ限界なんだよな。

「[    ]が体調悪いみたいなんで保健室付き添っ てきます!」

「はーい」

「立てる?」

俺がそう声を掛けると、[    ]は太ももの間にあった手を離して立ち上がった。

「ん…」

「おっけ、行くか。」


廊下

「待っ、て…」

振り返ると[    ]は俺の歩くペースに着いて来れてなかった。

「あ、マジでごめん…ゆっくりな。」

「んーん…」


トイレ

「っあ、やだ…まって…」

トイレに入った瞬間、[    ]の足元には水溜まりが広がっていく。

「頑張ったな。もう全部出しちゃえ。」

「だめ…」

腰の力が抜けてしまったのか、[    ]はへなへなと床に座り込んだ。

トイレにはくぐもった水音と[   ]の泣く声が響いている。

「全部、出ちゃ…」

「大丈夫。水流しとけば誰も分かんないだろ?」

「うぅ…ひぐっ、」

「力抜いて、ゆっくり息して。」

俺が背中をさすっていると、 水音は一分弱ぐらいして止まった。

「終わり? 」

[   ]はゆっくり頷くと、壁に手を着いて立ち上がった。

「ありがと。俺床に水流すから終わったら一緒に保健室行くか。」

「うん、!」


END.

BLシチュネタ帳。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚