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改めまして、フォロワーさん100人ありがとうございます!こんな下手な文章打っているだけなのですが、これからもちまちま書いていくので、見てってください
今回は、絶対書けねぇと豪語していたaotb書きます。良きaotbを見てしまって影響されやすい自分が動いてしまいました。
リクエストもお待ちしていますので、良ければ是非是非ください!
今回書き方変えてみたので恐らくクソ長いです
頑張って読んでください
aoi×tbur はじめての感情
キャラ崩壊注意
「俺ね、ずっと前からつぼ浦のこと好きなんだ」
「はぁ…?」
「俺と付き合ってくれない?」
「は?」
頭でも打ったのか、つぼ浦はそう思った。
つぼ浦の知っている青井らだおは的確なIGLで現場を指揮し、黒白関係なく信頼されている頼れる存在。
そんな人物が警察1の問題児特殊刑事課つぼ浦に告白なんて誰が想像できたのか。なんならこれは夢なのかと思ってしまう。
ところがどっこい。目の前の光景は夢でも妄想でもなく、ちゃんと存在している現実だ。
「で、返事は?」
「え、あ…俺で、良ければ?」
「…よっしゃ!言質取ったからな。今更ナシとか言っても効かないからな!」
つぼ浦の言葉に安心したような表情を浮かべ、その表情はすぐさま喜びに変わる。 青井の浮かべる笑顔は本当に喜んでいるものだと分かった。
この告白は嘘でもなんでもない、本気なのだと。
それからというもの、青井とつぼ浦は一緒にいることが多くなった。大型後は必ず青井はつぼ浦の元に行くし、警察署にいないだけで無線から「つぼ浦どこー?」と聞いてくるようになった。
最初こそ青井のラブラブっぷりに戸惑っていたものの、一月も経てば慣れた…はずだった。
勿論、一月経った頃は青井からのスキンシップや毎日の告白にも慣れてきていた。だが、どうにも最近青井が隣にいると顔が熱くなるのだ。つぼ浦にはそれが不思議で仕方がなかった。
「珍しい。今日はらだおと一緒じゃないんですね」
「いや別に毎日いる訳じゃないぞ、カニくん」
「でもここ最近らだおとほとんど一緒にいるじゃないですか」
「アオセンから来るんだよ。気付いたら隣に座ってるしよ…」
迷惑そうに愚痴るつぼ浦だが、どこか満更でもなさ気な顔をしていることに本人は気付いていない。
と、ここでつぼ浦は最近自分の身に起きている出来事をカニに相談してみることにした。
「なぁ、カニくんはアオセンが隣に座ってたらどう感じる?」
「え?いや特に何もないっすけど」
「そう、か。そうだよな」
この意味深な問いにカニは察知した。
つぼ浦の恋の予感を。
「どうしたんすか。なんか悩みでもあるんですか?」
「いや、あのな。最近アオセンといると何故か心拍数が上がるんだよ」
「ほほぅ」
「俺は何かの病気にでもかかっちまったんじゃないのかって不安で…」
本気で悩んでいるつぼ浦の話を聞いているカニだが、新しいおもちゃを見つけた子供のように笑っていることにつぼ浦は気付いていない。
「それ、恋ですよ。」
「鯉?魚がどうしたんだ」
「そっちじゃないっす。恋愛の方の恋です」
「レンアイ」
「簡単に言うとですね、つぼ浦さんはらだおのことが好きになったってことです」
「俺がアオセンのことを好きになった…?」
このつぼ浦匠、初恋のはの字も経験したことがない好きという感情がいまいちピンと来ていないのだ。
そんなつぼ浦の為にカニはある提案を投げかける。
「つぼ浦さん。連れてくるんでらだおと手繋いでみてくれません?つぼ浦さんの感情の正体が分かるかもです」
「俺の感情の正体…」
「ドキドキしたら恋!やるだけやってみません?」
「…いいぜ!やってやろう!」
「んじゃ、連れてきまーす」
カニは恐らく屋上にいるであろう青井を呼びに署内に入っていった。警察署の駐車場にいないということはヘリの修理をしているのだろう。
一方つぼ浦はカニに言われた『恋』という感情を今一度考えるべく階段に腰掛ける。
つぼ浦の辞書にある恋というのは誰かが誰なのことを好きになる、という意味合いだ。だが、それだけなのにつぼ浦には理解できていない。言葉の意味は理解できているのに、頭の中で自分が他人に恋をした、ということが分かっていないのだ。
「俺が、アオセンの事を…」
「つぼ浦?来たよ?」
「うぉ…!?」
「うぉってなんだよ。お前から呼んだんでしょ」
「え、俺が呼んだわけじゃ」
「え?」
「あ、いや何でもないっす」
つぼ浦が呼んだことにされていたのは驚きだったが、話がややこしくなりそうだっので一旦放置しておこう。 青井に掘り返されても面倒くさいので、さっさと本題に移してしまおう。
「あの、アオセン。手貸してもらっていいですか」
「手?別にいいよ」
つぼ浦と同じく階段に腰掛け、掌を上に近付ける。
そういえばスキンシップはしてくるけど手を繋ぐことは無かったな、と思いながらつぼ浦は差し出された手を取る。しかし、取ったはいいが繋ぐという行為までたどり着けない。
「つぼ浦?」
触れる事は出来るのでどうにか握ってみようと青井の手の指に触れたりするものの、掌をくっつけて握ろうとすると体が固まってしまう。
繋ごうと思えば思うほど心拍数が上がり、顔が熱くなってくる。
「もしかして手繋ぎたいの?」
「え、あ、」
「そういや手繋いだことなかったもんね」
と言って、つぼ浦の指に己の指を絡めさせる。軽く握ってみると恐る恐る手に力が入り、握り返される。じんわりと人の体温が伝わってきた。
数秒ほどつぼ浦の手を握って遊んでいた青井は満足したのかあっさりと手を離した。離れていく手に名残惜しい感情を抱きつつ、青井の体温を感じた手を見つめる。
「はい、おしまい。」
「…」
「つぼ浦」
「…ぁ、な、なんだ」
「お前、今自分がどんな顔してるか分かる?」
青井の目に映っているのは、真っ赤に染め上がった顔で自分の手を見つめるつぼ浦。滅多に見せない恋人の赤面に思わず口角が上がる。
「顔真っ赤。可愛いね」
「うぁ…」
つぼ浦はようやく分かった。青井からの告白を夢だと思ったのも、OKを出したのも。悩む前からつぼ浦は青井の事が好きだったのだ。
知らなかっただけなのだ。恋という感情を。
「…あ、アオセン」
「なぁに?」
「俺、アオセンの事…」
すみません、めっちゃ期間空きました。
許してください
フォロワーさん100人ありがとうございます!!