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メアリード「へぇ〜!そうやってするのね」
シャスカ「これを人数分繰り返してたんですよ。まーめんどくさい!」
ボラス「…カヤト、明日にはなおってるから」
カヤト「わー」
次は大人数での食事です。久しぶりに大人数で食べるなぁ。
柚未「味はソフィアより断然いい!」
ソフィア「う……」
分かってはいるけど刺さるな…。皆んな意外と話しながらご飯食べるんだな〜。話を聞きながら食べるのって楽しい。
何口が口に運んでは飲み込んでいる最中に、隣席のカヤト君から突然頼み事をされた。
カヤト「だるいなー。んなぁソフィア」
ソフィア「はい?」
カヤト「だるいから食わせて。ほら、あー」
え?!私が食べさせるの?!?!何で私が…本当変わってないな…。
ソフィア「はいはい」
私はスプーンでカレーをすくい、カヤト君の口に運んだ。
話している途中でそれに気がついたシャスカ君が私にこう言ってきた。
シャスカ「そのままスプーンで喉突け突け」
ソフィア「えっ、」
聞き取った頃には既に口からスプーンを離していたのだ。
シャスカ「喉やってもよかったんだぞ」
カヤト「お前きっしょ」
柚未「サイッテーだね!お前、人じゃねーよ!」
シャスカ「人じゃねーけど」
カヤト「もっとほしい、あーー」
柚未「私にやらして!」
カヤト「やだよ、お前何すっか分かんねーもん」
柚未「信用して無さすぎでしょ…」
ボラス「に、賑やかだな…」
メアリード「楽しそうで何より♪」
そして私達はご飯を食べ終えた。私はメアリードさんと一緒に皿洗いをしながら話をしている。
他の子達はというと、何やらまた話している。口喧嘩してるように聞こえる…。
口喧嘩を見ながら先ほど食事をしたダイニングでポツンと座っているイザヤ君。
コーヒーを飲んでいるボラスさんが特に保護者に見えてるような…。
メアリード「…なるほど、それじゃあ…ソフィアさん達、私の家へ引っ越しましょう。家はこちらで解体しておくわ。ボロいんでしょう?」
ソフィア「それもそうですね…。いや、色々ありがとうございます」
メアリード「大丈夫よこれぐらい」
こうして事件は一見落着といったところ。ここまで色んなことが起こって犠牲まで出てしまったけど、収まって良かったと私は思う。一時期は人生終わりなんじゃないかとか思ってたけど。
でも、1つ気になることがある。さっきから思っていたけれど、メアリードさん。前に会ったことがある。蝋燭の灯り、王宮の廊下、大魔法史、、、
断罪のヴァンパイア、完結。