テラーノベル
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rd異世界学園ものBL長編(?)小説
《注意書き》
・不定期投稿
・過激な描写が入る可能性あり
・キャラ崩壊必須
・物語が迷走する可能性あり
・ご本人様とは一切関係ありません
・主にgtrd、rd総受けになる可能性あり
エピローグ
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コンコンコン…
gt「おはようございます、rd様」
ノックが三回。その次に、元気の良い挨拶。
いつも通りの朝だ。
rd「gt、入っていいよ」
gt「失礼致します」
重厚な扉が開き、長身の人物が現れる。黒縁のメガネに癖のある緑髪。真っ黒な執事服に身を包んだ姿。いつもと変わらない。
彼の名はgt。俺の執事で、幼い頃から俺を支えてきた、この家の重臣。屋敷の人間から絶対の信頼を置かれている人物。
対して俺は、伯爵家の跡取り息子。大した取り柄も特技もなく、顔も至って普通。あるものといえば、青髪に青い瞳、現伯爵の色を受け継いだ見た目。どうせなら、父のような優秀さも遺伝すればよかったなと思わずにはいられない。
gt「rd様?、顔色がよろしくないように見受けられますが、どうかなさいましたか?」
rd「…ううん、おはよう、gt」
無理やり笑顔を見せてベッドから起き上がった。gtは怪訝そうな顔をしたが、すぐに紅茶を淹れ始めた。
紅茶の良い香りが漂ってきた。綺麗な色をした紅茶を差し出され、口をつける。
gt「本日は、外国から仕入れた茶葉を使用してみました。いかがでしょうか?」
rd「うん、美味しい。ありがとう」
gt「いえいえ、私の仕事ですから」
そう言って、カーテンを開ける。大きな窓から光が差す。それだけで部屋が明るく見える。一人で過ごすには大きすぎるくらいの部屋。豪華な装飾があしらわれた家具。伯爵家の、伯爵の趣味が伺える。俺は豪華な部屋は嫌いなんだけどなと思う。
gt「本日から学園が始まりますね」
rd「…そうだね」
gtは俺に制服を着せながら話し始める。
gt「私も生徒として、執事として学園に通いますので、生活のサポートはお任せください」
rd「ありがとう、gtがいると頼もしいよ」
gt「お褒めに預かり、光栄です」
制服に着替え終わると、朝食に呼ばれる。現伯爵、父と二人での食事。会話は少ないが、時折勉学や剣術について訊かれる。跡取りとしての素質を図っているのだろう。無能と判断されれば俺の立場も危ない。父はそういう人だ。
味のしない食事を終え、玄関先の馬車に乗る。伯爵家の紋章が大きくあしらわれた馬車。gtのエスコートで乗り込み、gtも向かいに座った 。
gt「緊張なさってますか?」
口数が少ないことを心配したgtが聞いてくる。
rd「…少しね、でも大丈夫」
そう返すと、ほっとしたような表情を浮かべる。もちろん、緊張していないわけがない。普段あまり外に出ない俺が、うまく学園でやっていけるか、正直心配だ。しかし、目立たず平凡に生活していれば平気だと信じていた。
馬車が止まった。
立派な校門が待ち構える。
あれ、 おかしいな…
一度も来たことない場所なのになぜか感じた懐かしさ。次に、記憶の断片が、フラッシュバックする。
そこで俺は思い出した。
『前世』の記憶を。
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