謎注意
どうしてこんなにも、日光というものは眠たくなるんだろう
ついさっきまで夜だったのに、気が付くといつも日が昇っている。
そのせいでいつも怒られる、「ちゃんと寝なさい」とか「成長期なんだから」とか。そんな事知ったこっちゃないけど。
閉められていたカーテンを半ば強制的に開けられ、暗かった部屋の中に陽の光と空の青さが入ってくる。
さっきまで全く眠気が無かったのに、陽の光を浴びると途端に瞼が重たくなる。
そんな時、この世の睡眠剤は全て太陽の光から生まれているのではないかとよく疑った。
当時はその光がうざったくて、鬱陶しくて堪らなかった。
ただ眩しいだけ、しかも朝という忙しい時間に眠気を誘うだなんて。
良い事は何も無い、早く寝ないと行けない夜には、太陽は沈んでしまっているのだから。
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