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AM:4時01分
家ではあまり使わない包丁を引っ張り 出し
鼾(いびき)をかいて、爆睡しているお父さんに包丁を向ける。震える手を必死に、
必死になって抑える、深く深呼吸し決 心した
『ごめんね。お父さん、』
ポツリと言葉を垂れ流した
AM:4時56分
地域で指定されたゴミ袋の中に包丁に着いた血を拭き取ったタオルを入れた、お父さんを
風呂場まで持っていき、体を引き裂く。
お父さんから出た血をシャワーで流す。
返り血を浴びた服も、ゴミ袋に入れる
AM:5時15分
外に出て、納屋(なや)の中にゴミ袋を
奥の方に無理 矢理入れる。家に戻り何でもないフリをして、 冷え切った布団の中に潜った。
時間が経つ につれ布団が 濡れて行った。
AM:6時45分
お母さんは何も言わなかった。お父さんが
居ない事を、………いや気付いて居なかった。
それに私はホッと安心した。
『お父さんに愛情が無くて良かった。』と、
いきなりお母さんが怒鳴り声を出す。
「あんたいい加減にしてよ!!
なんで夜食べた食器洗ってないの!?
今すぐ洗って!!」
声に驚き心臓が活発に動き出す。反射的に
「はい、」 と、返事をした、
寝るのが遅くなったため、今日は
少し寝坊をした、だから早く学校に行かないと遅刻になる。
私が台所に行こうとお母さんの前を通り過ぎると足を引っ掛けられ転んでしまった。
「どんくさw」
ドスの効いた小声で私の事を嘲笑う。
私は無言で立ち上がった。その瞬間母の 片手が私の顔、真横にあった。 アニメに出てくる
ケツを叩く時に使用される音源に、似ていた。
1秒のような出来事が私には1分、5分にも
感じた。
「早く皿、洗ってよ何してるの?」
………理不尽だ。….
叩かれ、蹴られ、殴られとしてるうちに、
何分か経過した、飽きたのかどこかに行った私はその間に皿洗いを済ませた。
AM:7時15分
やっと学校に行く準備が終わり、
猛ダッシュで学校に向かった。
小刻みに休憩を入れまた走り出そうとした時、