・ バレンタイン ci . em
・ 腐ではございません
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em 視点
…… おや、チーノくん、書類ほったらかしで
寝てますね。
まぁ…目の下にちょこっと隈があるので
徹夜したのかもしれませんが…寝てる所
バレたらトントンさんにしばかれますよ…笑
「 …はぁ、仕方ないですね。 」
私はおにぎり二つ握り、暖かい
ホットコーヒーを持っていく。
静かにデスクの上におにぎりとホットコーヒー
を置き、部屋から出ていく。
*
ci 視点
「 ん……あれ、寝とった、?? 」
目が覚めればコーヒーとおにぎりが
そばに置かれていた。
「 …?置き手紙? 」
手紙を手に取り読むとこう書かれていた。
『 チーノくん、休憩しつつ書類して
下さいね、バレンタイン…と言っては
なんですがコーヒーとおにぎり、
置いておきました。 頑張って下さいね
エーミール . 』
…はーーん、エミさん。俺を心配して
くれたんやなあ。後でお返しやらな。
*
さて、書類も終わったから本買いに行こかな
エミさんがせっかくプレゼントしてきて
くれたんや。
エミさん好みの本にせな。
しばらくして分厚い、エミさんが好きそうな
本を手に取る。そしてお会計し、エミさんの
部屋まで行く。
こんこんこん
「 エミさーーん!居る、? 」
「 ええ、居ますよ、どうしました? ぁ、
入ってください、 」
「 はーい、ほな失礼します〜、 」
部屋に入ればエミさんの隣に座った。
「 あんなぁエミさん、エミさん俺の
部屋に来てプレゼントくれたやろ? 」
「 んー…まぁ、プレゼントみたいなもの
ですね……、ぁ、お、お味に
合わなかったとか……………? 」
「 んやんや!!めちゃくちゃ美味しかったで
やからお返し! 」
茶色い、そしてモンシロチョウのイラストが
貼られ、包まれた本を出し、彼に
手渡す。
「 ふふ、ありがとうございます、中身
見ても大丈夫ですか? 」
「 ええで!!! 」
彼が包み袋を丁寧に開け、本を取り出せば
嬉しそうにこう言う。
「 …!私が好きそうな本、選んで
くれたんですね 」
「 当たり前やん!! 」
「 …ふふ、ありがとうございます 」
またにこり、彼は微笑んだ。
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コメント
2件
↓の人がすべていってくれたことに感謝
投稿お疲れ様です*_ _) emさんが好きそうな本選んで、喜ぶとか、好きなのわかるってこと?!最高ჱ̒ ᷇ᵕ ᷆ )emさん、優しい(´ω`*)コーヒーの味よくわかってますのぉ!最高ー!!!!これからも頑張ってください!