テラーノベル
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休日の午後、三人でショッピングモールにやってきた。元貴と若井は楽しそうに先を歩き、いろんな店を覗き込んでいる。
涼ちゃんは少し後ろを歩きながら、ふたりの背中をじっと見つめた。
胸の奥に、温かい気持ちが広がる。
――ありがとう。
……好きだよ。
小さな声で、誰にも聞こえないようにつぶやいた。
ふと振り返った元貴と若井が、手を振りながら「涼ちゃん、早くおいで!」と笑顔で呼ぶ。
涼ちゃんも思わず笑顔になる。
少し駆け足になって、その手を追いかけて――
三人の間には、もうすっかり穏やかな時間が流れている。
明るい光の差し込むショッピングモール。
新しい未来に向かって、三人の笑顔が重なっていく。
ーーend
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