テラーノベル
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2026年8月3日。東京の「ピックカメラ」の付近に、救急車、警察、マスコミ、交通整備の者・・・——事件だ。
俺の名前は、榊原雷斗。2000年生まれの、26歳だ。表は、都内の飲食チェーンの従業員、裏は———時代探偵だ。時代探偵とは、2098年にドパ・ドーパミン・チャイルド(当時72歳)という人が開発したタイムスリップ機能を使い、過去の事件を防いだり、過去に行って犯人を捕らえたりする職業のことだ。
では、なぜ、2026年にいる俺が、2098年に開発された機能を持っているのか。2021年にその機能を授かったときの話をしよう。2021年、俺が21歳の時だ。その頃俺は、都内のコンビニでアルバイトをしていた。その日も、普通に勤務していた。午後10時頃、怪しげな男二人が店に入ってきた。
「強盗だ!動いたら殺すぞ!」
冷徹な叫び声が店内に響き渡った。俺は、ただのアルバイターだったが、客の視線は、俺の方に向いた。俺が何とかしろっていうのかよ?!
だけど、そのうち俺は動かないままでいられなくなってきた。俺は昔から、困っている人がいると、見捨てられないという謎の精神がある。俺は、雑草魂で強盗に突っ込んだ。
「うおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
「何だてめぇ!」
強盗が首に刃物を突き出してきた。刺される——覚悟を決めた、その時だった。
「よくやったな、未来の人材さん・・・」
客の、50代くらいの男だった。強盗の足を引っ掛け、転倒させた。強い!その後、警察に通報して、強盗は無事逮捕され、一件は落ち着いた。
「怪我はないか」
「はい・・・大丈夫です・・・っていうかありがとうございました、さっきは」
「お前・・・素質があるな」
その後、強盗に突っ込んだ精神を認められ、2098年から来たというその男———時代探偵・阿部勇斗から、時代探偵にスカウトされ、今時代探偵をやっている。
そして、俺たち時代探偵には、今追っている犯罪組織がある。「シャーク」だ。彼らは、俺達と同じタイムスリップ機能を使って、俺たち時代探偵のルーツを作ったとも言われているドパ・ドーパミン・チャイルドの命を狙っているというのだ。彼がいなければ、時代探偵は成り立たなかっただろう。だから、2098年以前に彼が殺されるのを防ぐため、彼の家を張ったり、一緒に行動したりしているのだ。
今日も、任務に挑む。 第2話に続く
こちらも不定期連載となります!これからよろしくお願いします!
コメント
2件
投稿が2日早まりました!超大作です!ぜひ読んでください!
読み終えました!「時代探偵」って設定がまず面白いですね。普通のバイト中に強盗に立ち向かうシーンから一気に引き込まれました。榊原雷斗の「見捨てられない精神」が、後のスカウトにつながる流れも自然で好きです。そして阿部勇斗、強いし頼りになる……!2098年の技術を2021年から使えるようになるという時間のからくりも気になります。続きがすごく楽しみです🥟さん、素敵な世界観をありがとうございます!