コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
太中
〜風邪(中也ver.)〜
⚠️付き合ってる、同棲してる、キャラ崩壊、口調迷子かも…
🤕→太宰 🎩→中也
*
*
*
ある日の夜中。中也は何故か頭が痛く、頭痛に何度も起こされていた。
🎩(クソ…頭痛くてなかなか寝れねぇ…薬飲んでくるか…)
中也はベッドから起き上がり、隣で寝ている太宰を起こさないよう、静かにリビングへ向かった。
🎩(薬…薬…あ、あった…)
🤕(中也…?こんな時間に何をしているんだ…?)
太宰は不思議そうにするが、まぁいいかとそのまま寝る。薬を発見した中也も、速やかに飲んで寝室に戻る。
そして翌朝。思った以上に体調が悪化していた中也。昨日からの頭痛にくわえ、咳や寒気などの症状が。
🎩(はぁ…っ、なんなんだよもう…)
そんな中也の様子に気づいた太宰。
🤕「ちゅーや!しんどそうにしているけど、大丈夫かい?」
🎩「…大丈夫だ、こんくらい寝てりゃ治る」
失礼、と中也のおでこに手を当てた太宰は、少し驚いたような表情を浮かべた。
🤕「かなり熱があるんじゃない?」
🎩「うるせぇ…//」
太宰は起き上がり、大丈夫じゃないくせに…と、体温計を取りに行く。
🤕「強がらなくてもいいのに」
🎩「別に強がってねぇわ…」
体温計をもって戻ってきた太宰。そしてしんどそうにしている中也の脇に挟む。
🤕「中也、ちょっと失礼するよ」
普段なら絶対に嫌がるのに、今日はそんな元気も出ないらしい。
🎩「ん…//勝手にしろ…」
珍しく大人しい中也に新鮮さを感じながら、中也の熱を測る太宰。ピピッと音がなり、体温計を見ると、38.5℃と表示されている。
🤕「高熱だね…ちょっと安静にしてて。薬とってくるよ。」
🤕(あ、いいこと考えた♡)
そう言って薬を取りに行った太宰。中也はなんとも言えない気持ちでその背中を見つめていた。
🎩(ちっ、いつもなら抵抗できてたのによ……まぁ、看病されるのも悪くねぇか…)
薬を持って戻ってきた太宰。何やら楽しそうに笑みを浮かべている。
🤕「ちゅーやっ!薬を持ってきたよ!私が飲ませてあげよう♡」
🎩「はぁ!?自分で飲めるわ!」
中也は何とか抵抗するも、太宰は聞く耳を持たないようだった。
🤕「ほーら、いいからいいから!」
そう言いながら、自分の口に薬を含む太宰。中也はなんとか逃げようとするも、太宰にはかなわなかった。
🤕「中也♡」
太宰は中也を押し倒し、中也は逃げられない。
🎩「ちょ、おい…っ!//」
そして、そのまま口移しで薬を飲まされちゃう中也。
🤕「…ん」
🎩「ん、んっ…//」
太宰にキスされたせいで、トロトロになった中也。
🤕「ちゃんと薬飲めてえらいね、ちゅーや♡」
太宰は中也の頭を軽く撫でたあと、立ち上がった。
🤕「じゃあ私は、買い出しにでも行ってこようかな。」
何か欲しいものはあるかい?と尋ねるも、中也は静かに寝息を立てて寝ていた。
🤕「はぁ…中也が可愛すぎて…」
太宰はそう言って買い出しに行くのをやめ、中也を見守るようにそばに座った。
中也が目覚めると、横で太宰が寝ていた。もう一度寝ようかとも思ったが、太宰も起きたらしい。
🤕「あ、中也。体調は良くなったかい?」
🎩「ん、まぁ…おかげさまでな。//」
太宰はそこにあった体温計を手に取り、中也の脇に挟んだ。
🤕「このあと、買い出しに行こうと思っているのだけど…何か欲しい…」
しかし太宰の言葉は途中で止まった。なぜなら今、中也がすごく可愛いからだ。
🤕「中也…♡」
太宰が買い出しの話をすると、太宰の袖を掴んできた中也。その顔はそっぽを向いているが、中也にしては頑張った方なのだろう。
🤕「よし、今日はもう何もしなーい♡」
中也は黙り込んでいるが、どこか嬉しそう。そのまま太宰は中也の布団に潜り込み、添い寝する。
*
*
*
end.