テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
そして、匠は部屋に戻って来て、
「綾〜《《アレ》》着てね」と言う。
「え〜仕方ないなあ〜あの時スマホを見つけてくれたお礼ね」と言うと、
「うわ〜長い年月かけてのお礼! スマホも拾ってみるもんだな」と笑っている。
そして、
「あの時の綾も、ホントに可愛かった〜」と言っている。
「そうなんだ」
「うん」と言って、またキスをする。
「ふふっ、まだダメよ! お・ふ・ろ!」と言うと、
「うん、分かってるよ」と言いながら、顔のあちこちにキスをしている。そして、首にも……
「ふふ、だから!」と言うと、ぎゅっと抱きしめられる。
「あ〜もう〜綾のこと可愛過ぎてどうしようもないんだけど……」と言っている。
「ダメ!」と、匠の口を押さえる。
匠の唇の上下を人差し指と親指で挟んで遊ぶ。
「ふふふふっ」と笑うと、
匠は、口を尖らせた状態で「ウーウー」と言っているので、1人で笑う。
「ハハハハッ」
手を離した隙に、又顔を両手で押さえられてキスされる。
「ふふふふ」と唇を塞がれた状態で笑うと、
「もう〜!」と呆れている。
「楽しいね」と言うと、
「うん、綾と居ると楽しい」と言う匠。
──楽しいのが1番
「お風呂行こう!」と、私は、匠の手を取り繋いでバスルームへ
私は髪を上げて、ワンピースの背中のファスナーを「下ろして」と言うと、「喜んで!」と言いながら、下げている。
「ふふ、ありがとう!」
そこから私は、匠に背を向けたまま、ササッと急いで全部脱いで先にお風呂に入る。
それをジッと眺めていた匠は、驚いたのか、
「え?」と言っている。
そして、匠も急いで脱いだのか、慌てて入って来た。
私は、サッと流して、逃げるように、一旦湯船に入って温まる。
「なんか俺避けられてる?」と笑っている匠。
「ううん」と言うと、
「もしかして、綾まだ恥ずかしがってるの?」と聞くので、
「だって……」と胸を隠す。
「そっかそっか」とだけ言って、匠は先に髪を洗い始めた。
そして、カラダを洗おうとするので、私が湯船から出て、匠の背中を洗ってあげる。
「ありがとう!」と言う。
「ううん」全部洗い終えると、
「はい、交代」と、私の髪とカラダを洗ってくれる。
もうこの時点で私のカラダは、匠に丸見え。
「もう慣れてきた?」と聞かれて、
「うん、最初は、どうしても恥ずかしいの。明るいし……」と言うと、「そっか」と微笑んでいる。
洗い終えると一緒に湯船に……
匠の足の間に座らされる。
そして、後ろから抱きしめられて、私の右肩に顎を乗せている。
私は、右手で匠の頭を撫でる。と、キスをする。
「上がるね! 匠は、もう少し温まってて良いよ」と言って先に上がる。
「うん」
私は、先に上がってミッションをクリアせねば!
匠が買ってくれた、ボルドーのセクシーランジェリーを着る。
手に取り着てみると、
──うわっ! 黒とは又違って、エロさが増す!
それの上からホテルのバスローブを羽織る。
「エロっ!」腰紐をして隠す。
ドライヤーをすると、匠が出て来た。
匠は、全く隠さず堂々としているので、全身見えてしまう。
──カッコイイ〜!
そして、腰にバスタオルを巻いてドライヤーをしてくれようとするので、
「ありがとう! はい!」と匠の分のバスローブを肩にかける。
出てすぐは、暑いけど、冷えてしまうといけないので。
「ありがとう」と言いながら、前を開けたままの姿が鏡に写り、なんだかボクサーか、どこかの王様のマントみたいに見えて来て面白くて笑ってしまう。
「ふふっ」
「何笑ってるの?」と聞くので、
「キング?」と言うと、「ん?」と、不思議な顔をしている。
バスローブを指差すと、
「ああ〜ハハッ、誰がキングだよ!」と言う声がドライヤーのせいで大きくて、妙に面白かった。
「ハハッ」
そして、鏡を見ながら匠を指差す。
すると、指を下ろさせられる。
──あ、そうだった! 匠は、|先っちょ《先端》恐怖症だった!
何度、指で差しても又下げさせられる。
「ふふっ」
「コラっ!」と言っているので、振り返って匠の方を向いて、鼻を指差す。
「ふふっ」と言いながら、やっぱり下げさせられる。
もう一度ゆっくり差そうとすると、パクッと指を咥えられた。
「あっ!」
と言うと、離して
「イタズラするからだよ!」と笑っている。
その指を匠のバスローブで拭く。
「どこで拭いてるんだよ」と笑っている。
「ふふふふっ、だって匠のだもん」と、また、小学生並みの言い合いをする。
イチャイチャは、人を子ども返りさせるのだ!
そして、私の髪が乾いたようで自分の髪を乾かしている。
ジーっと見つめる。
見る必要もないのに、見つめながら待っている。
そして、「ヨシ! 行こうか」と言うので、匠の首に両手を回して飛びつくと、その状態のまま抱っこされて、ベッドへと連れて行かれた。
「ふふ、どういう格好?」と言うと、
「ハハッ、綾が飛びつくから……」と笑っている。
そして、そっとベッドに寝かされて、面白かったキングのマントを脱いだ。
「ふふっ」と笑うと、
「まだ笑ってる〜」と言うので、
「だってキング、面白かったんだもん」と言うと、
「そう? もうココからは、大人の時間」と言う。
そして、私のバスローブの紐に手をかけて剥がそうとするので、
「電気」と言うと、消してくれて、薄っすらとベッドサイドのライトを点けてくれた。
紐を解くと、すぐにバスローブを開いて、
ボルドーのセクシーランジェリーが見えたようで、
「うわ〜この色も堪らなく良いな」と、エロい顔で喜んでいる。
「顔〜!」と言うと、
「そりゃあ、こんな顔にもなるよ。コレ最強だから」と、バスローブを脱がせて眺めている。
そして、
「エロッ!」と言いながら、私の乳房に触れながら、
「うわ〜」と匠のお楽しみタイムのようだ。
「あっ……んっ……」
私も感じてしまう。
そして……そして……
今夜も
素敵な夜になった……
「綾、最高〜! 愛してる」と言う。
「うん、私も愛してるよ! 沖縄のお兄さん!」と言うと、
「う〜ん、それは、なんかちょっと違うかな? 俺東京のお兄さんだし……」と笑っている。
「ふふふふ、私の中ではあの時の《《ひと》》は、沖縄のお兄さんって呼んでたから」と言うと、
「ハハッ、俺、沖縄のお兄さんかよ!」
「ふふふっ、色々あだ名があるね〜《《たっくん》》だし……」
「あ〜沖縄のお兄さんよりは、たっくんの方が良いかなあ」と言っている。
「分かった! たっくん」
「あ〜しまった、なんか違う〜」と言っている。
「違わない! たっくん」
「はあ〜まあ、いいか……」と、ようやく諦めたようだ。