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五条視点

▼▼▼▼

「んーー……」


「何かお悩みですか。五条さん。」


「わっ!七海!?!?」


ベンチで伸びをしていたらヒョコっと出てきた七海に思わず声が出た。はず!!!


「申し訳ありません、驚かせるつもりはなくて。」


ピクッ「あ、あああの別に迷惑とか思ったわけじゃないよ!あの、僕が悪かったから。ごめん!」


「は?」

ビクッ 七海は驚いた顔をしながら、僕がすごく苦手な低音の「は?」で時間が止まる。


「あの、あ、ごめん。本当に。色々迷惑かけて。僕なんて必要ないよね。ごめんね」

何を言っていいのかダメなのか分からず、ただ謝ることしかできなかった。

僕は逃げるように任務へ向かった。

七海が僕を呼ぶ声を無視しながら。


「やっちゃったなぁ」

1人でとぼとぼ歩きながら反省する。こういう所が嫌われるんだよね。僕ほんとに生きてていいの?

恵達にも迷惑かけてるんじゃない??


でもまだ生きていたい。めぐみたちと一緒にいたい。


色んな考えが頭の中でぐるぐるしてる。


「死のうかなぁ」


ふと出てしまった言葉。


「は……悟?」


あーあ……最悪な人に聞かれたなぁ




傑視点

▼▼▼▼▼▼

「死のうかなぁ」


大好きな親友を久しぶりに見かけたので走って駆けつけ、話しかけようとした瞬間、その親友から漏れた言葉。


「は……悟?」


「!!すぐ、る……あの、ごめ」


「ごめん。」


「え……?」


「ほんとうに申し訳ない。学生時代の酷い言葉、そして私が無意識に言っていた言葉。いや、無意識じゃない。私はずっと悟に嫉妬してた。同じ特級でも格が違うんだ。ただの私のしょうもない嫉妬を君自身にぶつけていたんだ。」


悟に全てを自白する。


すると、

「あの……こっちこそごめん。僕の態度とかも悪かったよね。というか僕の方が悪かったんだよ。傑は謝らなくていいいんだよ。」


「え……悟…!それはちが」


「…じゃっ!僕もう行くから!!ありがとね」


「悟!!!」


悟は瞬間移動でどこかへ行ってしまった。

もう悟は私のことも信用していないんだろう。謝っているのも全て嘘とでも思っているのだろうか。申し訳ない。


さて、これからどうしようか。



▼▼▼▼

傑に全てを伝えられて、ものすごく謝られた。

悪いのは全部僕なのに。




また嫌われた


また捨てられる


怖い


助けて


死にたい




目の前には目的呪霊が僕を襲おうとしている。

「このまま……このまま死んじゃえばいいなぁ」


僕は静かに目を瞑った。



「五条さん!!!!!」


続く




皆様お久しぶりですぅ😭ぜんぜん更新出来なくて申し訳ねぇっす

てかこの話長いですよね……(1話ずつ短いくせに)

皆さん忘れないでくださいね💕︎💕︎



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コメント

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続き待ってます! 頑張ってください!

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