愛してるからこそ殺して欲しいです。
殺してずっと心の中に残して欲しいが為に作った殴り書き。
黒騎士×白騎士の冬彰。敵国同士。
両片想い。黒騎士→→→→→→→→←白騎士
深くは掘り下げません。
この話で切ります。
とても短い。
いいねが多かった場合のみ裏話をを
ある朝団長に呼ばれた。
明日黒薔薇国と戦うと。
意味がわからなかった。
あんなにも王様同士が仲良かったのに何故、突然。
しかもあの国には冬弥が、
なんで突然、
「司センパイ、!!」
「…どうしたんだ?」
「なんで…突然、そんなことを、」
「元々はあの国とこの国は毎日のように戦争をしていた。それは知っているだろう?」
「…はい、」
勿論知っている。騎士である以上、そういう話題は確実に耳に入る。だが、その戦争も10年程前に終えたはずだ。今では共同任務もするほど仲が良かったと、
「あの国の者が王妃に毒を盛った」
「…はい、?」
一度も耳にしなかった。それは、そういうことだろう、十中八九毒殺だ。何故急に毒殺を測ったか。予想は出来る。王妃は子供を身篭っていた。それは、確かに敵国の王にも伝えられていた。
「それでもう分かるだろう」
それが、戦争の理由。
「…分かりました、」
元々オレには戦争を止める程の権力は無かった。副団長を務めると言っても所詮は副団長。そんな権力なんて、無い。
虚しいものだ。
オレは愛している人と戦わなければならない。
戦争当日。 《 1月 ×日 》
とても寒い。息が白くなる。今にでも凍ってしまいそうだ。そんな中オレたちは馬に乗って走る。敵国へ。
相手の姿が見え始めた。真っ黒の、オレらの鎧と対比になるような色。
オレらは金色の薔薇に白い鎧、彼らは赤色の薔薇に黒い鎧。
何故白と黒なのかはきっと国名からだろう。
彼らは黒薔薇国。自身は白薔薇国。簡単な話だ。
こんな呑気なことを考えている間にも人は死んでいる。目の前で。
オレはある奴と戦うよう指示された。それは、相手の国の副団長。
其奴の姿はまだ見えない。と思っていた。
奥の方で此方をじっ、と周りを見詰めている。それは、紛れもなく彼だ。
何度も任務で、同じ副団長としての座として一緒になった、彼だ。
オレはその方向へ馬を走らせた。すると彼は気付いたらしくこっちを見詰めた。
「副団長様のお見えか」
「…そんな風に呼ぶなよ」
「…久しぶりだな」
「おう、」
今から殺し合いをするとは思えない程オレらは静かだった。
「俺は死ぬつもりは無い。彰人を殺しに来た」
「…そうかよ」
堂々とオレを見て話す彼にオレは勝てる気持ちが無かった。
だから、ではなくオレは元々決めていたことを実行することにした。
オレは馬から降りた。
「ほら、殺せよ」
「嗚呼、」
冬弥は剣を抜いた。
「大好きだ。これからもずっと 」
悲しそうな目をしながら冬弥は剣を振り下ろした。オレの視界は暗くなった。生暖かいし冷たい。
とても短いですがこれで終了です。
🎤のWLチャプター日に出ましたね、彰人休日と丸かぶりでめちゃくちゃボーダー高くなりそうで死にそうです😭😭
走る予定なんですけど、走るお友達が居なくて!!!!
出来れば一緒に走れるよー!とか支援するよー!とか今一緒に走る人募集してるんだけど来るー?とかの方居たら声掛けてください、全力で行きます。
それではー👋
コメント
12件
今回のお話もめっちゃ良かった😭😭馬から降りる彰人が切ないけどきっと彰人の中ではHappyENDなのかなって私は思う🫣 WL良ければ支援するよ‼️勉強と部活忙しくて夜ばっかりになるかもだけど😿
コメ失礼します… まだ初めて1年ぐらいの初心者ですが、良ければ一緒に走りたいです!ライボマイセカに吸い取られたんでめっちゃくっちゃ順位低くなるかもしれませんが…