井田side
なんだ…?
告白か?
まあ、思い当たるふしはないわけじゃないけど…
だって、傘入れてくれたぐら…い…
待て。ぽいことしてるぞ!?!?!?
いやいやいやいやいやいやなに?
あの、あの世に言うBLとかいうやつ?
俺が?
いや、これまでに女子に告白されたことはあるが…さすがに男子はいないな…
なんなんだ…?
わからん。わからんぞ最近の男子の考えることは…あ、俺もか。
青木side
あーーーーーもうっ!!!
もう、来てるよね?
わ、きてる~
座禅組んでるし…
どんだけ覚悟してんだよ。
あのバカ。
おれの初恋奪ったやつ…
ほんとはこの屋上で橋本さんに告白してきゃっきゃきゃっきゃしてあははははってしてほわほわしてたかったのに…
なのにあいつ…
俺の初恋いいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
初恋の相手が男とかどうなってんだよ。
うーーーーーーー。
よしっ!!
「おいっ!!」
「びくっ」
「い、井田!」
「な、なんだ。」
「そ、その…」
「…なあ。あの消しゴムのこと、だよな?」
「っ、そうだよ」
「あ、あのさ!俺考えたんだけど、その、今まで女子に告白されたことはあったんだけど、その、男子にこくh…」
「ちがうっ!違うんだ!!」
「何が違うんだ?いや、べつにその恋とか、そういう感情がまだ、俺よくわかんなくて。だから…」
「まて、やっぱりお前は一発殴んないときがすまねえ。」
「お、おい。どういうことだよ!ちょ、まっ」
ドンっ
「お、おい。壁ドンしてるぞ。殴るんじゃないのかよ。」
「っ、ふ、ふんっ!」
「ったく、なんなんだよ。怒ったり、すねたり、、、」
「そ、それより!お前のタイプとかあるのかよ…!」
「ん、まあ、髪が短くて、目がぱっちりしてて大きくて身長は低いぐらいで、頭はいいほうがいいかな。」
「!!!!!(ビンゴ…橋本さんじゃん…)」
「なんだ?近いぞ。」
「はっ!ま、そいういうことなんで!」
たたたっ
「ちょ、おい!」
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