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眠りひめ
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第一話(初投稿)です!
M!LKの3080様(同棲ストーリー)です。
長めなので、あらかじめご了承を。
では、STARTです!
「柔、朝だよ。起きれそう?」
「んぅ。あ、さぁ?」
うっ、可愛いがすぎる。布団から覗く表情が、俺の心臓にクリティカルヒットしている。
なんなんだこの天使は。
「そう、朝だよ。何か食べれそう?」
「んー、ゼリーたべる」
柔太郎は寝ていた状態から、起き上がり、眠そうながらも応える。
「わかった。じゃあ持ってくるから、ここで待ってて」
昨日は、全然食べられない状態だったから、無理はさせないようにしないと。
元々病弱って言ってたし、こういうこともたまに起きるが、まだまだ慣れない。
一応、同棲して一年経つんだけどなぁ。
でも、熱あるとちょっと甘えたになって、いつもより子供っぽくなるからそれもいいけど。
「えー、ちょっとくらい歩けるよ」
「ダメダメ。ちゃんとベッドで待ってて」
「えぇー、もう。わかったよ」
柔太郎はムスッとしつつも了承してくれた。
あぁ、写真取りたい!けど、こんな時にスマホ持ってないんだよなぁ。
「よしよし、すぐ戻ってくるからね!」
「うーい」
足早に台所へと向かう。
そしてまた足早に戻る。
「持ってきたよー。はい!」
「早いね!一分経ってないんじゃない?
まぁ、ありがと!いただきまぁーす」
「どーぞー」
柔太郎の飲みやすいパウチまとめ買いしといてよかった。
それに、カップのゼリーでもいいけど、両手で持って頑張って吸ってるのかぁいい。
「んっ、…なに見てるの?」
「えっ、あー、かぁいいなーって」
ベッド近くの机に、頬杖をついて言ってみる。
「えっ……、なっなに言ってるの!
はっはは、ははやちゃんは、も、ももうお昼ごはん?食べたの⁉︎」
「えっ、と昼?昼ご飯はまだ…って、顔赤くなってんじゃん!
熱は?ぶり返した?」
柔太郎のテンパったような様子に俺まで焦ってしまう。
まだ朝なのに、昼ご飯の話…?
とりあえず熱を…
「ふぅ、微熱のままか。朝なのに昼とか言い出すもんだかr…
「はっはやちゃんが、急に!かっかわいいとか、い言うからじゃん!」
起きていた腰を少し下ろし、毛布を掴んで、上目遣いの柔太郎。
純情可憐すぎるっ!本当に同じ人間?目潤んでて怒ってるつもりでも、ぜーんぜん怖くない。
俺、五年前はこんな表情できてたのか。
いや、これは柔太郎だけのスキルなんだ。俺が若かろうが関係がない。
「ごめんごめん。でも本当の事なんだから良くね?」
「よくない!」
「わぁーた、分かったって。」
また言ってやろ。
「さーて、ほら今日はもう寝ろ。まだ微熱あるんだから。
ちゃんと寝てるんだぞ」
ベッドの端から立ち上がり、目線を合わせつつ言い放つ。
「やだ」
「じゃあ…
って、はぁ?んだよやだって」
「だぁかぁら、やだ!って言ってるの」
何言ってんだ。なんかデジャヴな気もするが。
「ダメダメ。今日は、ちゃんと寝てろ」
「やぁだぁー!」
「もう、ダイジョブだもん」
はぁ、何を言っているのやら。
前回もそう言って、高熱をぶり返したくせに。
そんで、無理しないって言ってたじゃないか…。
「だーめ。まだ、病み上がりだろ。この前もそう言って…」
「だいじょうぶったら、だいじょうぶなのー‼︎」
柔太郎はそう言ってベッドから下り、立ち上がるとその場でジャンプする。
「ほら、もうねつ下がったし、元気だもん。
それに今日、太ちゃんとよっしーと舜ちゃんくるじゃん。
ダンスれんしゅうもないしおれも打ち合わせさんかしたい!おねがい!」
ベッドに戻り、上目遣いで見上げてくる。
可愛い‼︎どんな内容であれ、許したいと思ってしまうぅ。
いや。しかし、ここで引いてはいけない。
「前も、そう言って知恵熱出して、ぶり返したろ?
みんなには、お見舞いに来てもらうから。
な?今日は寝ておこう?」
そう言って、柔太郎を宥めにかかる。
むすっとした顔で、大の字にベッドへ倒れ込む柔太郎。
ほっぺを膨らませていて愛らしい。
「うぅ、わかったよぉ。でも、ちゃんとみんなに会わせてね!
ぜぇったいだよ!」
よしっ。
「わぁってるよ。ちゃんと連れてくるから、それまでちゃんと安静にするんだぞ。」
「はぁーい」
柔太郎をベッドへ寝かせる。
すると、安心したのかすぐに眠りについてしまった。
「おやすみ、柔」
チュっ、と軽くひたいにキスをして、寝室から出る。
時計を見て、今が九時半、俺の家にメンバーがくる集合時間は十時だし、その間に用意してお
くか。
とりあえず、軽く掃除やらしておけばいいでしょ。
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どうでしょうか?
感想も、リクエストも、ぜひぜひジャンジャンください!
閲覧いただき、ありがとうございました!
コメント
1件
読了しました……!もう、この甘さが刺さる刺さる(笑)柔太郎くんの「やだ」の連発とか、寝ぼけながら上目遣いでおねだりするところ、めちゃくちゃ可愛いです。病弱なのにダンスの練習に出たいっていう健気さもキュンとくるし、そんな彼を「ダメダメ」ってちゃんと止められる年上彼氏の包容力すごい。最後のひたいにキスで寝かしつける場面、静かに優しくて大好きです。続きがすごく気になる……!