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僕達は寮に帰って眠った
お姉ちゃんは探偵社に行ったみたい
僕も行こうとしたけど夜更かしさせるわけにはいけないと云っていた
午前6時,何時もの時間に起きて朝ごはんを作る
30分後,お姉ちゃんが起きていて一緒に朝ごはんを食べる
そして探偵社に行く
何故かナオミさんに縛られた
『【な,ナオミさん?!】』
ナオミ「入社試験の為ですわ!
我慢してくださいまし!」
嗚呼…敦さんの…
お姉ちゃんは社長室に行った
暫くすると敦さん達が来た
谷崎「嫌だァ………もう嫌だ………
ぜんぶお前等の所為だ……武装探偵社が悪いンだ!
社長は何処だ早く出せ!
でないと__爆弾で皆吹っ飛んで死ンじゃうよ!」
太宰「あちゃー」
国木田「怨恨だ
犯人は探偵社に恨みがあって社長に会わせないと爆破するぞ,と」
2人の会話が聞こえる
太宰「ウチは色んな処から恨み買うからねぇ
うん……あれ高性能爆薬(ハイエクスプロオシブ)だ
この部屋くらいは吹き飛んじゃうね
爆弾に何か被せて爆風を抑えるって手もあるけど……この状況じゃなぁ
どうする?会わせてあげたら?社長に」
国木田「殺そうとするに決まってるだろ!
それに社長は出張だ」
太宰「となると………人質をどうにかしないと」
暫くすると国木田さんが来た
多分じゃんけんでもして負けたんだろうな
国木田「おい落ち着け少年」
谷崎「来るなァ!吹き飛ばすよ!」
サッと国木田さんは両手を挙げた
谷崎「知ってるぞ
アンタは国木田だ!アンタもあの嫌味な能力とやらを使うンだろ!?
妙な素振りをしたら皆道連れだ!」
太宰「まずいね
これは探偵社に私怨を持つだけあって社員の顔と名前を調べてる
社員の私が行っても余計警戒されるだけか……
さてどうしたものか」
多分太宰さん今悪い顔してるんだろうな
太宰「社員が行けば犯人を刺激する
となれば無関係で面の割れてない君が行くしかない」
敦「むむ無理ですよそんなの!
第一どうやって」
太宰「犯人の気を逸らせてくれれば後は我々がやるよ__
そうだな,落伍者の演技でもして気を引いては如何(いかが)かな
信用し給え
この程度の揉事,武装探偵社にとっては朝飯前だよ」
敦さんは新聞を持って出て来た
敦「や,ややややめなさーい!
親御さんが泣いてるよ!」
ありきたりな台詞だ
谷崎「な,何だアンタっ」
敦「ぼぼ僕は,さ騒ぎをき聞きつけた一般市民ですっ!
いい生きてれば好いことあるよ!」
谷崎「誰だか知らないが無責任に云うな!
みんな死ねば良いンだ!」
敦「ぼ,僕なんか孤児で家族も友達も居なくて
この前その院さえ追い出されて行くあても伝手も無いんだ!」
えぇ…
谷崎「え……いやそれは」
敦「害獣に変身しちゃうらしくて
軍警にバレたらたぶん縛り首だし
とりたてて特技も長所も無いし誰が見ても社会のゴミだけど」
僕とナオミさんは呆れている
敦「ヤケにならずに生きてるんだ!
だ,だだから
ね,だから爆弾捨てて一緒に仕事探そう」
顔怖っ!?
谷崎「え,いやボクは別にそういうのでは」
国木田「手帳の頁を消費(つか)うからムダ撃ちは厭なんだがな……!
__独歩吟客
手帳の頁を鉄線銃(ワイヤーガン)に変える」
国木田さんは谷崎さんが持っている爆弾のスイッチ目掛けて放った
谷崎さんの手から爆弾のスイッチが離れた
谷崎「なっ……」
太宰「確保っ!」
その言葉に国木田さんが動いた
そして顎を蹴り押さえつけた
本気でやったよね今絶対痛い
太宰「一丁あがり〜」
それを見て安心してふらっと立ち上がった敦君をナオミさんがマネキンの手で押した
其の侭敦さんは転んだ