3月。
事件は起こった。
ある日のこと学校のなかに不審者が入ってきた。
急なことでパニックになり私は動けなくなった。
そして、先生が駆け寄ってきてくれた。
「大丈夫だよ。ほら、立ってみて?一緒に行こ?」
そんな会話をしていたら目の前に、ナイフを持った男が立っていた。
次の瞬間、その男は先生にナイフを振り下ろした。
私は、先生を突き飛ばした。先生を庇った。
そして、そのナイフは私に。
その男は、すぐに取り押さえられた。
先生が私のとこへ来る。
あぁ…意識が…
「葉瑠!?葉瑠!!」
「しっかりして!ねぇ!葉瑠!」
先生は必死に私の名前を呼ぶ。
けど、その声もとうのいていく。
「先生、また来世どこかで会えたら…」
そう言うのがやっとだった。
そして、私は目を閉じた。
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先生視点
葉瑠が私を庇った、?なんで、そんなことを、?
「葉瑠!?葉瑠!」
名前を呼ぶけど返事がない。
「しっかりして!ねぇ!葉瑠!」
「先生、また来世どこかで会えたら…」
そう言って葉瑠は、目を瞑った。
だんだんと冷えていく葉瑠の体。
私はただ葉瑠を抱くことしかできなかった。
数日後
あれから数日たった。
毎日自分を責めた。
どうして、葉瑠が死ないといけなかったのか。
どうして、私は何もできなかったのか。
いくら考えても、葉瑠が私をかばった理由がわからない。
「先生。」
そこに立っていたのは
「葉瑠の、お母さん…」
葉瑠のお母さんだった。
「先生に渡したいものがあって。」
そう言って、葉瑠のお母さんはバッグの中から手紙をだした。
「これ、あの子からです。先生にって。」
葉瑠からの手紙。
葉瑠のお母さんが帰った後、手紙を読んだ。
『先生へ!
この手紙は、先生に想いを緊張して伝えれなかった用です笑
こんなこと言ったら引いちゃうかもしれない。でも、私は先生が好きです。誰よりも大好きです。
きっと、気持ち悪いと思う。同性なのに。って思うと思う。でも、私は先生のことが好き。
ごめんね。私が好きになっちゃって。
でも、もういいですよ。想い伝えれたから。
先生だって、好きな人とかいると思うし。
だから、このことなんて忘れてね笑
先生、私より幸せになってください。誰よりも幸せになってください。
これが私の願いです。
先生、誰よりも大好きです。大好きすぎてたまらないです。沢山、沢山大好きです。
もし、来世でまた会えたら私、ちゃんと先生に好きって伝えます。だから、絶対私を探してください!
私もちゃんと先生を見つけるので!笑
大好きな先生。』
「葉瑠、」
私は泣き崩れた。
「そんなの、酷いよ」
「私を置いていっちゃうなんて、酷いよ」
「私の方が葉瑠よりずっと、好きなのに。」
「葉瑠見てる?私、絶対見つけ出すよ。だから、もう少し待っててね。」
私の本音。やっと言えた。遅くなっちゃってごめんね。
葉瑠、来世はお互い好きって伝えようね。
約束。
大好きな葉瑠。
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はい、あのー、これ、最終回だけ妄想なんですよね…
ごめんなさいぃぃぃぃぃぃ
で、でもいい感じに書けました…
嬉しいです(?)
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