コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
悠馬side
「おい。シリウスの居場所推定地は、」今すぐ見つけ出さないと、何吹き込まれるかわかんない。
「ここ、ここ、後ここだと思う。」
「チッ3つか、多いな。とりあえず急ぐそ。」
「うん。」
スッ
「ここは、違うな、」1つ目は、外れ。
「ここだ。きっと、」俺が予測した場所。それは、廃墟になった豪邸。
「なんで?」
「周りには、何も無く、誰も近づかない。それに、今までの目撃情報の中で、ここの次に遠いから。」
「OK〜捕まって、飛ばす。」
「わかった。」
ビュン
龍馬side
「あ゙った、」まだ、頭痛い。でも寝てる間に完全の思い出した。前世の記憶。
「起きたのね。ごめんなさい。手荒な真似して、」
「良いですよニコ」でも、前世であんなことになってるなんて、神谷さんも、雨宮さんも、俺のせいで、辛い思いをしていた。俺の力のせいでまた、あんな事になったら、
「俺、シリウスに入ります。」
「!本当に?ありがとうニコ」初めて見たスピカさんの笑顔。綺麗で、透き通っていた。
「スピカ。神谷たち来るぞ。ってその痣、お前力使えるようになったのか?」あざ?
「ごめんなさい。まだ説明して無かったわね。鏡を見てみて、」スピカさんから渡された、鏡で、自分を見た。そしたら、首に、模様があった。まるで炎のような模様だった。
「これって、」
「それは、痣。力を持つものの証。私は、手首で、目みたいな模様。」目が能力だからか。
「俺は、腹で、岩みたいな模様。」そういや、デネボラさんの能力。知らないな。
「俺の能力知りたいか?」
「えっと、はい。」
「後からの楽しみってことで、」
「は、はい。」デネボラさんも、こんなこと言うんだな。以外。
「それより、神谷達もうすぐ着くんじゃないか?」神谷さん。
「そうね。行きましょう。」スピカさんのその言葉で、空気が変わった。重く、厚い空気に、
マントを羽織ってフードを被る。何故か視界は、良好だった。
「龍馬は、これも付けて。」そう言って渡されたのは………と、…だった。
「分かりました。」
「いざとなったら、こっちは、使ってね。」
「分かりました。」
悠馬side
「ここだな。ここに龍馬くんが居る。」
「うん。」
「ここまでようこそおいで下さいました。神谷さん。雨宮さん。」
バッ
声がした方を見ると、真っ黒なマントを羽織った、小柄な人が門の上に立っていた。
「誰だ!」
「私は、シリウスです。」シリウス?2人組じゃ無かったのか?
「シリウス。なら好都合だ。お前を殺して、龍馬くんを連れ戻す!」
「そう簡単には、行きません。」
パチンッ
ドンッ指で鳴らされた音と同時に後ろで大きな音がした。咄嗟に振り返ると、
「雅!」雅が、弾き飛ばされていた。
「俺は、大丈夫。悠馬くん!危ない!ドンッ」
「ガッハ」雅が俺を突き飛ばすと、他のマントの奴が雅をまた吹き飛ばした。さっきの奴よりは、デカかった、顔までは、見えなかった。
「後ろ、がら空き。ドンッ」
「ガッハだ、れ、だ?」いきなり背後から声がした。と、同時に腹を蹴り飛ばされた。3人目?シリウスは、2人組な、はずじゃ、
「動作が遅い。ドンッ」続けて、足を崩された。
「龍馬く、ん?」違うと思ったが、体格が似ていた。
「!シリウス。どうしますか?」まさか本当に
「いいよ。言っちゃって」
「はい。」バサ
マントを脱いだ先にあった顔は、龍馬くんだった。
「な、んで、」首からちらりと見えたあの痣。
「まさか、力を、」災厄なことが起こった。龍馬くんの能力は、自分を殺す。
「そうだよ。全部思い出した。でも、もう君に守られる程弱くは無い!」今まで思っていたことを全てぶつけるように言ったその一言。今まででいちばん声が大きく、響いた。だけど、目は、真っ暗だった。
「…そっか。じゃあ、俺と勝負しよう。俺が勝てば、君を連れ戻す。君が勝ったら、」
「俺が勝ったら、お前らは、ここから居なくなり、二度と俺らと関わらない。これでどうだ。」
「……いいだろう。本気で行くからな。」
「それは、俺もだ。」
はい。今回の話は、前編と後編。もしかしたら中編で、やっていきます!
今回の話も最後まで見ていただきありがとうございます。
次回も是非見てください!