「カハッ」あまり手応えを感じなかった。いつの間にか神谷さんが倒れていた。
ドンッ
「った、不意打ち、」ガードはしたものの、蹴りを受けてしまった。
「ね、ねぇ、神谷さんの能力も見せてよ。」
「分かった。パチンッ」!傷が治っていく。
「俺の能力は、治癒。」治癒。なら、
「じゃあ。十分殺し合えるな!」
「そういうことじゃ!」治癒。今の感じだと指を鳴らすことが発動条件。
ガッ
「くはっ」まだ、力は、完全に出ていない。出しすぎたら自分の命が危うい。らしいから大体70%くらい。
「遅い。」
ドンッ
ガッ
一体何分戦ってる?攻撃しても治癒で治される。攻防が、ずっと続いている。このままだとキリがない。そうだ。攻撃される前にすればいいんだ。簡単なこと。
「そろそろ、きつくなってきたんじゃない?龍馬くん。」最大出力。80%
「まだ、行ける。」
ガシッ
「カハッ苦し」身体が軽い。今までに無いくらい。まるであの時みたいに軽い。
「殺すまで戦い合う。だろ?」
ストン
「龍馬。力の使いすぎは、ダメ。」スピカさん。
「分かってます。これ飲めば良いですよね?」そう言って、首を掴んでいない方の手で、ポケットの中に入れておいた薬を取り出した。
「えぇ、だからといって使いすぎはダメ。分かった?」
「はい。」
「それと、変声機邪魔じゃない?」
「返します。」俺は、マントを羽織っている時変声機を使って話していた。体格でバレたけど、
「それじゃあ、頑張って。私は、デネボラの方に行ってる。」
「はい。」
「カハッ」これを飲む。
ゴクン
「最大出力70%。おい、まだへばんなよ。ニヤ」
「カハッなんてな、ドンッ」
「っ」息止めれてなかった、それに蹴りも、もろに受けてしまった。
「ドサッゲームセット。俺の勝ちだ。」
「くっそ!なんで、」蹴りを受けた拍子に、地面に叩きつけられてしまった。
ストン
「ごめんなさい。貴方に龍馬を渡すことは、できない。」スピカさん!
キーン
「くっそ、やられ、」
バタン
雅side
いきなり飛ばされた、こいつは、シリウスの1人か。なんつー怪力だよ。
「お前は、雨宮だな。」!俺の名前知られてるのか。
「そうだ。お前は誰だ?俺は、教えたのにずるいじゃん」
「俺は、シリウスだ。」は?2人とも同じ名前?そんな訳、
「本当の名前は?」
「シリウスだ。」何度聴いてもこれの一点張りな気がする。それなら、
「じゃあ、戦おうじゃないか!」
「望むところだ。」
まだこいつの能力が分からない以上、下手に出られない。
バコッ
「ったー、ペッ」顔を殴られた。怪力過ぎて、俺一人で行けるかわかんないな、
「それだけか?」
「まだ行ける!」俺の能力は、マッハ移動。その代わり体力の消耗が激しい。
「遅い!」
バコッドンッ
「ぐっいいな!」不意を着いたはずなのにほぼノーダメ!?
「それじゃあ、俺の能力も見せてやるか!」まだ能力使ってなかったのかよ。それでこれって、チートかよ、
「俺の能力は、皮膚膠着。蹴りや殴りをほぼノーダメで止められる。」
「はっ笑ほんとにチートじゃんか、だけど、負けない!」
ドンッバコ
「グハッ」体力限界。先にこっちがダメになったか、
「能力の使いすぎで、体力限界が来たか。ここまでだな。」まだ、行ける!動け!
「ま、だ、」
ストン
「貴方達は、負け。ごめんなさい。」
キーン
「くそ」
バタン
はい。今回も最後まで見ていただき、ありがとうございます。
次回も是非見てください!
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