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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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ネタバレ程では無いですが、少し本編の内容が含まれています。

それでも大丈夫な方は続きをどうぞ!!















???「誰だ?」


星愛「…すっごい美少年だ……。」


はぁ?という表情をしている。いや、うん。急に美少年だって言ったのがおかしいのはわかってるからそんな顔しないでよ。結構傷つく。


星愛「あ、えっと、ただの客です。」


???「……そうか。」


星愛「……。」


???「……。」


……いや、気まずっっ!!!!!何この沈黙の空気!?なんかめちゃくちゃ見られてるし!目を合わせれないよ!?いや、お面被ってるから目を合わすも何も無いけどさ!!


???「……似てるな((ボソッ」


星愛「はい?わっ…!」


急に強い風が吹き私は思わず目を瞑ってしまう


星愛「……あ、あれ?」


目を開けた時にはもう少年の姿ははどこにもなかった










その後オーナーのヴェル・ゴレットに聞いてみると、あの少年は「魈」という名の仙人らしい

つまり私は偶然仙人に会ったというのに自分のことについて何も聞けなかったということだ…


その事で嘆いていると、ヴェル・ゴレットが彼に会えるようにアドバイスを教えてくれた。


というわけで、望舒旅館の料理人の言笑さんから貰った特製杏仁豆腐を持って最上階に…


星愛「いや、いくら特製の杏仁豆腐だからって仙人が釣れるの!!?」




と、私が大声を出したのが数分前。

ほんとに魈さん来ちゃったよ。目の前いるよ。さっきから杏仁豆腐をチラチラ見てるよ。可愛いなこの仙人様…じゃなくて、


星愛「この杏仁豆腐をあげる代わりに私の話を聞いてください!!」


そう言って、魈さんが食べている間に、私は記憶を失ったこと、少しだけ記憶が戻り自分のことを知っている仙人を探していたこと全てを話した。


魈「なるほどな。だから璃月に来たと。」


星愛「そういうことです。」


魈「残念だが、我はお前のような仙人は、生きてる者の中には心当たりがない。」


星愛「ですよね…。」


そもそも知り合いだったら、すぐに魈さんの方が気づくだろうし…。


魈「………お前。それは取らないのか?」


魈さんは私のお面を見て、不思議そうにしている


星愛「え?あ、この狐のお面ですか?村の人達に外に出る時はつけろと言われていたので」


正直、なんでつけないといけないのか私も分からないけど…。


星愛「外しましょっか!もしかしたら顔を見たら分かるかもしれないですし!!」


そう言って私は狐のお面を外して、魈さんを見る

するとどうだろう。彼は私の顔を見て酷く動揺している様子だった。そして震えた声で、まだ教えてもいない私の名前を呼んだ


魈「星…愛……?」

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