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ド天然は揺らがない！？

第9話 - 新たな1面

2025年03月05日

#創作BL

#一次創作

#一次創作BL

#初ノベル式

ゆおむ/低浮上気味

「ｾﾘﾌ」=唯兎

『ｾﾘﾌ』=舞生

“ｾﾘﾌ”=その他

𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃

前にバレてしまった。ほんとの俺が。

もうほんとにやらかしたなぁ…初めてだよあんなミス。でも…普通に喋れるから気が楽かも…伊都井学校来てるかな、休んでないよね、

𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃

((ｶﾞﾗﾗｯ、

「おはよー」

“はよ〜！今日もギリギリかよw”

「いやさぁ…」

“でた言い訳タイムw”

「うるせぇ！w」

“ふはw早く伊都井んとこ行けよ〜”

「そうだな、行ってくる」

“んー”

「伊都井おはよ」

『…あぁ、おはよう、』

「…？1時間目なんだっけ…」

『えっと……確か…化学…』

「さんきゅ！」

『…あぁ…』

あれ…なんか素っ気なくない？気のせい？

気にしすぎかなぁ…

…おかしい。やっぱりおかしい。

今日なんか変だ！！伊都井がヘン！！

なんでだろ……ん、？なんかだるそう、だったような…まさか…

「伊都井、ｯ、どこだ、？」

“多分トイレじゃね？チャイム鳴ったらすぐ出てったぞ？”

「まじか、さんきゅ！」

“おー！”

トイレ、？教室の横の…居ない、個室も全部空いてる。

…人目につかないところ…あ、旧校舎4階とか…？そんな遠いところ行くか…？俺なら行くな…よし、行くか

ここら辺だったような…ん…？あれってまさか…

「伊都井！！」((ﾀﾞｯｯ

『ｯ…ぁ、千星、その、これはちが、くて』

「フラッフラじゃん、うずくまってたし…」

『ぅ…』((ｸﾗｯ

「伊都井、！？保健室行こ、！な、？」

『ｯ…あ、ぁ…』

「ちょっと遠いけど我慢な、」

『……ｯ』

「話すのもキツいか…おんぶだおんぶ、しんどいだろ。」

『だが…きっと重い…』

「大丈夫だから。甘えて。」

『…』((ｽｯ

「よし、行くぞ、」

『…ん』

初めて見る、こんな伊都井。体調不良だと弱るんだなぁ…誰でもそうか、

「失礼しまーす」

“あら、どうしたの？”

「伊都井がちょっと」

“え！？やだ、しんどそうね、ベッドいいわよ”

「ありがとうございます」

((ﾄｻｯ…

「伊都井…」((ｻﾗ…

『ん…ちぼ、し…』((ｽﾘｯ

「んぐ、ｯ」

『千星…』

「…」

しんどそう…汗が凄い…おでこあっつ、

「早く…元気になってな…俺、寂しくなる…」

“ふふ、あらあら…”

「んな、ｯ先生、今のは…その…」

“大丈夫よぉ、いいわね、青春っぽい♡…好きなの？伊都井くんのこと。”

「す、き…？」

“うん、すごく優しい目だから”

「へ、ｯ…？///そん、な…///」

“もしかして自覚ないの！？うっそ…”

「分からない、です…自分でも…」

“よく考えてみたら？伊都井くん、初めはこんなに人に懐くような子じゃ無かったはずよ。”

「そう、なんですか…？俺、全然伊都井のこと知らない…」

“何言ってるのぉ！ここからじゃないの”

「そうですかね…でも…分からなかったこと、ちょっと分かった気がします、ありがとうございます…」

“私応援してるから、いつでも遠慮なく相談においでね”

「っ…はい！また放課後に来ます！」

“はぁい、授業行ってらっしゃい！ “