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桃「やばい吐きそう」
いむとリビングで話していると突然吐き気が襲ってきた
水「大丈夫?」
桃「だいじょ…う゛っ、お”え…ッ」
心配かけないようにしたが我慢できず吐き出してしまう
水「大丈夫じゃないじゃん!」
水「ほら口元垂れてるよ」
桃「ごめんあとで拭くかr」水「ペロッ」
桃「…!?」
突然俺の口元を拭うように舐めてくる
水「もったいないでしょ?」
水「僕が拭き取ってあげるからね」
桃「え、は?汚いだろ、、?」
水「ないちゃんに汚い所なんてないよ?」
桃「いやいや!!」
水「溢した所もあとで回収しとくから」
回収?こいつは何を言っているんだ?
水「まだでる?袋持ってくるね」
桃「…うん」
俺は恐怖と吐き気で震えが止まらなかった
水「袋持ってきたからまだ出るならこの中に出していいよ」
桃「…ありがと」
さっきのは冗談だろうと思いまた吐き気に襲われる
桃「 _| ̄|○、;‘.・ ゴホゴホオェェェェェ」
水「大丈夫。大丈夫だよ」
背中を優しくさすってくれるいむ
声も優しくて安心できる
水「ないちゃんが出したのぜーんぶもらうから安心してね」
…もらう?出したの?こいつは何を…
俺は恐る恐るいむの顔を見ようとした
桃「やば…!!おえ゛っ…」
顔を見る前に吐き気に襲われて見ることができないでいた
水「どう?少しは楽になった?」
桃「だいぶ…」
水「よかったぁ!」
いむの顔をみると凄く笑顔で何故か幸せそうにしている
どこか不気味だ…
桃「洗面台行ってくる」
水「なんで?」
桃「なんでって…」
水「僕が綺麗にしてあげるよ」
そう言いながら俺を押し倒した
桃「ちょっ!やめろっ!」
抵抗しようとしたが上手く力が入らない
水「大丈夫だよ。すぐ綺麗になるからね」
そう言いながら俺の周りについているものを舐めとっている
水「おいし♡」
俺はこいつの異常な行動と体力消耗により動く事ができなかった
水「ふぅ。綺麗になったよ」
桃「…」
水「どうしたの?まだ出る?」
桃「もう大丈夫…」
桃「それより袋は?俺が捨てるから」
水「ん?あぁあれね。大丈夫僕が持って帰るから」
桃「は?」
本当に今日一日こいつが何を言っているか理解できない
持って帰る?他人の吐瀉物を?
桃「お前何言ってんだ?それ汚物だぞ」
水「ないちゃんに汚い所はないんだよ」
桃「それさっきも聞いた!つかそんなわけあるか!早く袋渡せ!」
水「嫌だよ。もう僕の物だもん」
桃「あんなものどうするんだよ!」
水「ふふっ♡」
桃「お前おかしいぞ…」
水「そうかな〜」
水「好きな人の所有物欲しがるのって普通じゃない?」
水「しかも体からでたものとか実質ないちゃんだよね?」
水「これ飲み込んだら僕の中にないちゃんが♡」
桃「ちょっとまて…」
桃「今の話の流れだとその袋…」
水「まだ飲み込んでないよ」
水「お家に帰ってからね」
桃「う”っ…おえ”っ…」
さっきとは別の意味で吐き気に襲われて出してしまう
水「あーもったいない…」
水「仕方ないこれは今回収するか」
桃「は?」
そう言いながらいむは先程嘔吐した所に近づきしゃがみこみ舐め出す
桃「ひっ…」
その光景が見るに耐えず背を向ける
静かな空間に嫌な音だけが響く
桃「もうやめて」
桃「袋はやるから早く帰れ!」
後ろを向きながら叫ぶ
すると静かになり恐る恐る振り返る
水「僕まだ食事中なんだけど?」
気がつけば真後ろに立っておりその目は怒りを表しているようにみえて恐怖で尻餅をつく
水「僕の邪魔しないで」
桃「わかっ、、た」
震える恐怖で何もできなかった
水「ふぅ~ごちそうさま」
水「やっぱ出した直後が一番美味しいね♡」
先程とは違い凄く笑顔ないむ
もうこいつが言っている事を耳にしたくない
桃「じゃあそろそろ帰ってくれる?」
早く1人になりたい。もう袋のことなんてどうでもよくなっていた
水「そうだね〜早くこの袋の物も味わいたいしそろそろ帰るよ」
そう言いながら玄関に向かういむ
こいつが帰ることに凄く安心する
靴を履いたいむが振り返る
水「じゃまたくるねっ!ばいばーい!!」
いつもの無邪気な笑顔で奴は帰って行った