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今日はダブルデートで夏祭りに行くの。
ピンポーン
昴さんだ。私準備に時間かかってたから向かいに来てくれたんだ。
昴さんは、私の彼氏。年上だからさん付け。
「昴さん!わざわざ来てもらっちゃって、すみません!私が準備に時間かかったばかりに…!」
「いや、俺が向かいに行きたかったから。行くよ!」
そう言い昴さんは優しい笑顔で、私の手を握って連れて行ってくれた。
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「うわぁ。久しぶりだなぁ…!」
そう私が言うと
「おーい!!」
「2人共~!!こっちこっち! 」
凛さんと優花ちゃん。今日、一緒に回ろうって言ってくれたのが優花ちゃん。そして、その彼氏さんの凛さん。2人共、お似合いだなぁ。
「○○!!やっほ!」
そう言って優花ちゃんが手を振ってくれる。優花ちゃん私よりも背が小さいんだけど、小動物見てるみたいで、すっごい可愛い。
「そろそろ始まるって花火。楽しみだな、○○。」
おどおどしてる私に、昴さんが話しかけてくれた。気使わせちゃったかな、?
「ですよね!私もすっごく楽しみです!今年は昴さんと見れますし!」
「ありがと。俺も○○と見れて幸せ。」
そう言ってから昴さんは顔を手で覆ってしまった。私変なこと、言っちゃったかな。そう思っていたら、
「あの笑顔はずるい、」
って。ぼそっと言ってたけど、聞こえちゃった。私のことだったら、嬉しいな。
「あ!!!すごい!花火!上がってるよ!!」
優花ちゃんの言葉で空を見上げると、夜空を覆い尽くすかのように花火が上がっていた。
「すごい…」
凄すぎてどうコメントすればいいか分からない。綺麗だね!とか?そんなに馴れ馴れしくしたら嫌かな、
そんなこと考えて、花火見続けてたら終わっちゃった。
あっという間だったなぁ。今日はいい夢見れそう。
「そろそろ解散しようか」
凛さんの言葉で、解散することになった。
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あー、帰り道、暗いし、遅いから怖いなぁ。
そんなこと思ってたら、
「一緒に帰ろうよ。○○。夜遅いしさ」
って昴さんが言ってくれた。
「そんな!いいんですか!?…いや、昴さんとお隣ですけど、」
「お隣だからじゃないよ。俺の大切な彼女だから。」
嬉しい。嬉しすぎる。どうして、こんなにもスラッと言えるんだろう。やっぱり経験なのかな。
聞くのが怖かったけど、気になるなって思って、聞いちゃった。
「あの…!」
「ん?どうした?」
「えっと、…昴さんって元カノさんどのくらい居るんですか…!?ものすごく失礼なのは分かってるんですけど! 」
「元カノ居ないよ、? 」
「俺、告白よくされたけどずっと○○のこと好きだったらから、断ってたし」
「へ?」
びっくりし過ぎて間抜けな声出ちゃった。
「俺言ってなかったっけ?小学校一緒だったでしょ?小学から俺好きだったからね~」
この人はまたすぐ恥ずかしいことをスラッと。
「そ、そうなんですね~!」
「ありがとうございます!!」
「あ~、家着いたので!ありがとうございました、!楽しかったです!!」
「では、おやすみなさ(( 」
「待って」
「?」
「おやすみ。明日一緒に学校行こうね。迎えに行くから。 」
「は、はいっ!」
「おやすみなさい~!!」
待って、恥ずかしすぎ、
最後まで見届けた方がいいよね?
そう思って外に出ると_