テラーノベル
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時刻は12時を回り、外は真っ暗の中
電灯で地面が照らされている
俺達3人は仕事終わりに居酒屋で飲んでいた。
机にはチューハイや生ビールを飲み干したジョッキが何本も散らばっている。
特に、俺の隣に座っている若井は調子に乗って何本も飲んでいた。
これは簡単には帰れないな、と思いつつ俺もチューハイを1杯、喉に通す。
周りはあっという間に客1人おらず、若井は隣で寝ている。
「若井、どうするの?」
手前の席に座っている涼ちゃんに若井のことを尋ねられる
「…俺の家近いし、俺が持って帰るよ」
ここの居酒屋は俺の家の近く。
そもそも飲みに誘ったのも俺だったから責任を持っているのは自分だ。
「あ、いいの?ありがとう!
…じゃあ、そろそろ解散にしよっか。」
俺は若井を無理やり起こし、
タクシーを呼んだ。
冷房がきいている車内は涼しくて
若井は俺の肩に頭を乗せている。
「ありがとうございました。」
財布から札を1枚出し、若井を引きずる
「…若井?」
「…っ、 ん…?」
ようやく目覚めたみたいだ。
「あ、起きてたんだ。 7階押してくれない?」
若井はぼーっとしながら 8階を押す
「ちがっ、7階だから。」
「ぁ、、 …ん?」
どうやらまだ酔いが結構残っている。
俺が7階を押し、鍵を差し込みドアを開ける
「…シャワー浴びてきなよ。汗かいてんじゃん。」
若井は頬が赤くなっており、首元が汗で若干濡れていた。
「ぁ…うん。じゃあ借りる」
若井がふらふらと風呂場に向かう若井の背中を見守りながら、ため息をつく
「はぁ…」
…酔っている若井は1段と可愛い。
特に、甘えてくるところや素直なところが俺は好きだ。
それに、色気が半端ない。
どうにかこの性欲を抑えないと…そろそろ俺の耐力がやばい。
その時若井がタオル1枚で出てきた
「ぁのさ…き、着替えって…」
酔っていたからのもあるのだろうか
若井を押し倒していた。
コメント
2件
んほほほ最高です もう酔ってる時が1番よ大森さん