この世界には、魔族、妖怪、人間の三大種族が共存している。はるか昔三大種族の戦争が耐えない時代もあったが今では三大種族みんなが仲良く平和に暮らしている。
というのは表上のお話。この物語は裏社会で生きている○○○○のおはなし。
第1話 氷華
「僕たち、、このまま死んじゃうのかな?」
「そんなわけないよ!私たちはいつかここを出てお外の世界を見に行くのよ!」
「でもさ、僕たち売られちゃうんだよ?」
「良くされてるのは価値があるから、良くないのは性奴隷になるから待遇もひどいじゃないか」
「でも、!」
「でもなんかないよ。これが全て。現実だ。」
『ターゲットを確認』
「実際、お母様だってお父様だって、
むかえにきてくれなかったじゃないか、、!」
『侵入します。』
パリーン
窓ガラスが辺り一面に飛び散り破片は月明かりに照らされ星のように輝いていた。
「だ、だれだ、、!」
「あー、やば、怖がらせないようにって言われてたのに、、、」
「何しに来たの?私たちになんのようなの!?」
「用?用はね、君たちを救いに?いや、助ける?あー、もう!子供の扱い離れてないのに、、」
「氷華さんだめですネ〜」
「こら、蘭冷。失礼だぞ。確かに氷華さんは子供の扱い下手だけど!」
「酷くない?僕先輩ね?」
「氷華さん、何すればイイの?」
「あー、保護対象全員避難させて。外に保護員の人待機させてあるから」
「「了解です。」」
2人はさっそうと子供たちを連れ軽々と飛び外へ行った。
「さてと、これからはお仕事のお時間だ」
「ふぅー、何とか壊滅した。」
カシャッ
「証拠の生首写真も撮ったし、帰ろ」
「氷華さん!」
「?どうした?凛冷」
「あれ、もう終わってるさすが氷華さん、、援軍のつもりできたんですけど、もう終わってたので意味なかったですね笑」
「いや、来てくれてよかった。この生首、
本物かどうか見てくれ」
「了解です。」
その瞬間隠れていた凛冷の左目が光り始めた
凛冷は髪で隠れていた瞳で生首を見ていた。
「大丈夫です。本物です」
「ん。ありがと。凛冷」
氷華が凛冷の頭に手を置こうとすると
「やめてください、子供じゃあるまいし、
というか!その血だらけの手でなでようとしないでください!!」
「あ、そうだった。ごめん笑」
「全く、」
「ただいま〜」
「あー!おそいデスよ!凛冷!氷華さん!」
「ごめんね、蘭冷。」
「蘭冷、凛冷もそう言ってるから許してあげて?」
「はぁーい」
「それで灯月様、今回の報告しちゃってもいいですか?」
「あぁ、よろしく。」
「とまぁ、こんな感じです」
「ありがとー。お疲れ様〜」
「蘭冷、凛冷、もう帰っても大丈夫だよ」
「「分かりました」」
「じゃあ僕も〜」
「氷華は残ってね?^^」
「へいへい、、、」
「で、なんですか?灯月様」
「なんですかも何も、また保護対象怖がらせたでしょ!」
「いやいや、勝手に怖がってるだけじゃないですか。というか、こわがってるんです!」
「じゃあ、いきなり窓から入って銃持ってキれてるやつ見たら怖がるのは当然でしょう???」
「あー、ははっ、、あははっ、」
「お仕置だよ?」
「嫌だァァァ?!?!」
プスッ
「催眠剤入れんのも慣れてきたなぁ、
待っててね、氷華、、^^」
コメント
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いつかみんなの立ち絵を公開したいなー