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コメント
3件
⚠︎ オリキャラ 男夢主
⚠︎ 原作改造
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真希side
『……』
要(かなめ)が飛び出していった後、しばらく後ろの扉を見つめてた。
「えと…、パンダ、くん?」
「おう、パンダだ。よろしくな。」
「あ、うん、」
棘を含め、他の奴らは何時も通り、話している。…いや、何時も通りではないか。
「…。」
その中でも圧倒的に、哀愁ムードを放っているバカが1人。
『…おい、悟。』
腕を組みながら、悟に声を掛けてやれば、なになに〜?なんて呑気な返事が返ってきた。
でも何時もよりうるさくない。このままで居て欲しいんだが。
だがこのままだと、要が心配してしまう。…仕方なく、助言をしてやる。
『要、連れ戻して来てやるよ。』
…おー、すげぇ驚いてんな。目ががん開きになってやがる。
「……いーの?」
『いいも何も、お前にそんな勇気がねぇからだろ。』
きっとあいつも、時間忘れて帰って来なさそうだし。
「ははっ…」
『目が笑ってねぇぞ。』
「……」
調子狂う。何に対しても余裕そうなのに、あいつのことになると何時もこうだ。
午後から任務に出かける、という伝言を頼まれてから、あいつの所に向かった。
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要はすぐ見つかった。こういうときは何時も同じ場所に行くから。
『要。』
名前を呼んでも返事がない。寝てんのか?いや、いくらこいつでもしゃがみながら寝れねェよな。
なんて考えてたら、顔を覆っている腕が動いた。やっぱり起きてた。
『要。帰んぞ。』
要の前まで来て、軽く声を掛ける。変わらず、返事はない。
『……』
少し、待った。
すると予想通り、要が口を開く。
「……帰りたく、ない、」
震えているような、霞んだ声だった。要と同じようにしゃがむ。
『なんで?』
肩が跳ねた。聞き返されるとは思ってなかったみたいだ。
「…やだ」
やだって、こいつガキかよ。…あぁ、まだ高校生だったわ。
『…午後から任務だとよ。そこでストレス発散でもしてくれば?』
うずくまっている頭を撫でてやる。私もこいつに甘いな。
「……ん。」
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どんな顔をして戻ればいいのかと悶々していると、真希が来た。迎えに来てくれたらしい。
真希なら別にいいかと思い、強がらずにそのままでいた。真希には色んな意味で頭が上がらない。
任務でストレス発散して来いという提案を受け、それに従うことにした。
この後のことを考えたら、
従わないほうが良かったのかもしれない。
まぁ、未来のことなんて誰も分かりはしないんだから、こんなこと思ってもしょうがないか。
と、絶対絶滅的な場面で、俺は冷静に思った。
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ヨロシク。
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