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当日。
車で3時間過ごし、メールに記された待ち合わせ場所にやっと着いた。
アンリちゃんが言っていたプロジェクトのために建設された施設、その名も”青い監獄”。
大っきいい…!!
一体いくらのお金を費やしたのだろうか…(考えるのをやめよう)
黒と白と青のたくさんのバスから高校生らしき人がどんどん出てくる。
ふと、遠くを見ると高校生らしき人たちをまとめる忙しそうなアンリちゃんの姿がある。
声かけられん…っ!!!!
あたふたしている私に瞬時に気づいたアンリちゃんは見つけるなり駆け寄ってくれた。
『〇〇ちゃん!わざわざ遠いところから本当にありがとう!!』
天使のように可愛い笑顔で挨拶してくれた。
「いえいえ、ていうかさ、あの人達が例のフォワード??沢山って言ってたけど随分多いね。なにか手伝うことある?」
『ほんとに!?ありがとう。じゃあさっそく荷物検査手伝ってくれる??』
「はーい」
施設に入ると、完成したばかりだということが人目でわかるほど綺麗で何より…
広いっっっっっ!!!!
そりゃそうか、この企画は大規模だもんね〜〜〜うんうんうんうん(無理やり自分を納得させる)(^O^;)
とてつもない量のトレーが渡され、150人の貴重品を回収されるように言われた。
ふーん、150人ねー、へ~~…
え?ひゃ、えっ!!?ひゃくごじゅーにん…????(⊙o⊙)
『大変だけどよろしくねーっ!!』と言って反対側の方へ行ってしまった。
ポカーンとしている間にも沢山の高校生らしき人がずらーっと並んでいる。
引き受けたことだ。仕方ない。(思考放棄の巻〜〜)└(^o^)┘
「あ、えっと..貴重品回収しま〜す!」
『おー、これでいいか?』
最初の人は橙色の髪の毛の比較的大柄な人だ。
「あ、大丈夫です!」
『サンキュ、頑張れよ。』
「!、、ありがとうございます!」
ななななんていい人なんだろう…!!(涙腺崩壊)
次の人は..黄色の瞳の活発そうな青年。
『はいはーい!俺の番だね!!俺は〜…なーーい!!にゃははっ!』
「..なる..ほど??」
笑顔は可愛い!!言動は意味不明!!笑
次の人は…クールな人だなーー….ってか身長高っ!!?⊙△⊙
めっちゃ目合わせないようにしてる〜…(^O^;)
<ドサッ>
トレーに貴重品をドサッと置き、五秒も立たないうちに遠くに行ってしまった。