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零の体験談

1 - 知らない夢。

♥

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2024年05月03日

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注意書き__。

・フィクションではありません。

・所々あやふやな所が御座います。

・初心者の為下手です。

↓それでも良い方はどうぞ。






























































人によっては余り怖くはないかなとは思いますが、怖い話、と言う呈で話します。

僕が確か、小三か小四の頃に見た夢の話です。


僕は何故かその夢の中でトンネルの中に大きい銅のパイプ?みたいな所を車で走っていたんです。

そのパイプはトンネルの隙間を車がギリギリ一台だけ走れるくらいに大きくて、かなり遠くまで続いているようでした。

車の中に居たのは僕と男の子だけで運転席に男の子、助手席に僕が座っていたんです。

後部座席には多分何もなかったと思います。

電気が点滅し所々壊れていたりして大分暗かったです。

そんな薄暗い中で暫く車で走って居ました。

するとパイプに大きな穴を見付けたんです、それ以上は進めない様でした。

車を停めようとするもブレーキは利かずに事故を起こしてしまったんです。


目を開けると知らない古民家でした。

畳の部屋で奥に台所、階段等があったと思います。

昔ながらの普通の古民家だなと僕達思っていましたが、少し異様だったんです。

空が真っ赤で夕方でも無さそうでした。

僕達は変だな?と、外へ出る事にしました。

すると其処は昭和?明治?頃の様な街並みがありました。

ただ人々は皆一方向へ追われるように逃げてたんです。

年齢は様々で幼児や大人、高齢者等が狂った様に走っていました。

服もその時代みたいな服で現代では余り見ない服を着ていました。

その人達には僕達の存在は見えていない様で、何だろう、と考えているとさっきまでの街並みが一瞬で地獄と化していました。

周りの家は燃えているし、人が次々と倒れていました。

其処ら中に爆発の音が鳴り響いていました。

見たことはありませんが、地雷や爆弾の類いが僕達の目の前に落ちてきました。


其れが爆発する寸前で目が覚めました。


起きると何時もの風景で家族がお早うと声を掛けてきました。

暑かったのか、夢が怖く焦ったのかは分かりませんが、結構な汗を掻いていました。

あの夢は何だったのか、凄い夢を見たと親に話していました。

親は前世の記憶とかじゃない?、とか色々話して又何時も通りに過ごしました。


其れから数日、その夢を何度も見ていました。

何度寝てもあの戦場の夢、時にはその夢で転んだりした所が起きると痣になっていたり痛かったりしました。


寝るのが嫌になってきていた頃、ぱたりとその夢は見なくなりました。

何が原因なのかは分かりませんが収まったのなら良いかと思いました。

其れから日が経つに連れ、その夢の事は忘れるようになりました。

其れと、僕と一緒に居た男の子の顔はハッキリと覚えていた筈なのに其れからぼかしが入ったようになってしまいました。

あの子と僕は会った事も話した事もありません、仮想の人物だったのでしょうか。

でも痛みや痣があったのなら…もしかしたら実際に居る人だったのかも知れません。


うっすらと残っている夢の記憶のあれは何だったのかと未だに疑問を残しています。


END.

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