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日が照ってる暑い日 。
いつものように学校に行った俺は
何故か佐野の膝の上に乗せられていた
「 さ、佐野 … ? 」
「 …… 」
何を聞いても答えないし
他の生徒もいっぱい登校してくるし
そろそろ離してほしいが、
「 入道、 」
「 ん、 どうした ? 」
やっと顔をあげてくれた佐野を見ると
どこか眠そうで目がとろんとしていた。
「 …… 」
眠そうな佐野を横目に
俺は時計を見た 。
そろそろ晴明も来る時間帯 。
「 佐野、そろそろ離れろ、 」
「 … 」
軽く抵抗してみるも、微動だにしない
「 佐野 … ? 」
「 入道 、 」
「 んッ ?! 」
やっと力を緩めてくれたと思ったら
佐野がキスしてきた 。
呆気にとられ何も言えない俺と
どこか満足気に微笑む佐野 。
「 さ、の ッ んん! ⸝⸝ 」
「 、 ♡ 」
「 ん、ふぁッ ♡ 」
再びキスされたと思えば
今度は舌を絡められ
初めての感覚に 抵抗する力が弱まる
自分の声とは思えないほどの甘い声に
驚きつつ、 他の人に見られてる事に
恥ずかしくなる
離れたいと思う気持ちと
力が抜け抵抗出来ない状態に
焦りと羞恥心で涙目になる
佐野がそれに気づいたのか
ようやく離れてくれた
「 ん、 嫌だったか ? 」
「 え、 」
不思議と嫌悪感は無く
なんなら受け入れてしまってる
自分がいる
俺は、佐野が___ 。
それを自覚した瞬間 頬に熱が集まる
顔を見られたくないため
急いで自分の席に座る
「 さいあく、 」
その日は1日 佐野のことで頭がいっぱいになった 連々なのでした 。
終
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